この世界に来たからには楽しんでやるさ！【ONE PIECE】 (ページ4)

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神様にグイグイと背中を押されながら私は扉を通り抜けると、そこはどこかの港で右を見ると青い海が広がっていた。

『うわぁ、キレイ…！そして両側には海賊船…！！』

私の両側には海賊船が停泊していた。

『もうこの光景だけで完全に別世界だなー…ここにいたら襲われそう。』

私は海賊船から離れた。船から離れたところにベンチがあったのでそこに腰を下ろした。

『何が入ってるんだ…このリュック』

私はリュックの中を広げた。中に入っていたのはさっきの本、棒きれ、巾着袋、フード付きローブ、細長い入れ物、メモ用紙が入っていた。

『あ、巾着袋はお金入ってるのか』

上下に振ってみると、小銭がジャラジャラと鳴り、お札がパサパサと鳴った。

『音と重さから言って大分入ってるような気がする…しかし、これ本と巾着袋以外全く用途が分からん。…メモ用紙は』

メモ用紙には「Aへ」と書いてあった。恐らく、さっきの神様が書いたものだろう。

『なんか書いてありそう。でも、お腹減ったな』

そういった途端、私のお腹が鳴った。

『とりあえず、どこか食べられるところを探そう』

私は一度広げたものをしまって、街へ向かって歩き出した。

街に向かって歩くこと数分、酒場みたいな所に着いた。

「いらっしゃいませ！1名様ですか？」

『あ、はい』

「こちらへどうぞ！」

私は店員のお姉さんについて行き、カウンター席に案内され、

「メニューでございます！決まりましたらお声がけ下さい」

私は席に着いて、メニューを開いた。昼の時間帯なのかランチセットというものがあり、それを頼んだ。因みにパスタは魚介にした。

「お待たせしましたー！ランチセットです！ごゆっくりどうぞ」

私は運ばれてきたパスタを食べながら席を見渡した。昼時なのか店は混んでいる。街の人がほとんどだった。