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｢本当ごめんなさいっ！｣
これでもかと頭を下げて謝るヒョンジンさん。
あの後、またもや偶然通りかかったスンミナに会話を聞かれ、私たちが吃っていると、怒らないので素直に話せと圧を掛けられたので、私がヒョンジンさんに調子に乗るな的なことを言われたことを素直に話すと ｢ヒョンジナ、お前…｣と血相を変えた。
私がスンミナを慰めていると運悪くチャニオッパが現れ、先程スンミナに説明したことを同じように話す(スンミナがチクった)とヒョンジンさんはチャニオッパにこっぴどく叱られ、今に至る。
｢大丈夫ですよ！本当に！気にしてないですし｣
｢ヌナは優しすぎるよ…｣
食堂にはいつの間にか全員集まっていて、話を聞いた皆はヒョンジンさんに激怒していた。
｢まあ、この際2人とも仲良くしなよ｣
｢スンミナの言う通りだ。ほら、ヒョンジン、遅いけど自己紹介。｣
半泣きのヒョンジンさんは、チャニオッパに促され自己紹介をした。
とりあえず、和解できたってことでいいのかな…
｢はひ…ファン・ヒョンジンです。同い年だからタメで話そう…これからよろしくね…｣
｢よろしくお願いします。｣
｢ヒョンジナって呼んでもいい？｣
｢うん、おれも呼び捨てで呼んでもいい？｣
｢ぜひ。｣
こうして、私はヒョンジンさんと仲直り(？)を果たした。
｢ヒョンジナ、次またAに何かしたらヒョン許さないからな｣
｢ちょ、ミノヤ〜笑｣
｢よし、一件落着ということで飯食いますか！｣
｢あ、チャンビニヒョン！奢ってください！｣
｢…ジョンイニのお願いなら仕方ないかぁ〜！！｣
｢おれらは大丈夫｣
｢え、なんで？｣
｢おれらはハヌルヌナから貰ったお金あるから、ね？｣
ヒョンジナから話しかけてくれたことにびっくりしたし、それと同時に嬉しさも感じた。
｢ふふ、うん！｣
｢じゃあチャンビニー、残りのメンバーの分よろしくー｣
｢2人分減っただけでもありがたいと思うか…｣
＊
振り返ると、私の右隣にはジソンアが座っていた。
｢ジソンア？｣
｢…ん？、｣
｢体調悪い？大丈夫？｣
なんだか浮かない顔をしていたけれど、大丈夫だろうか。
｢ううん！大丈夫！｣
ジソンアはすぐ笑顔になったが、少し心配だ。
何もないといいけどな…
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作者名：LUNA | 作成日時：2024年2月11日 0時
