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いつもより早起きをして、練習着と制服をカバンに詰めてホテルを出る。
今日は、団体練習が終わったあと自主練して、そのまま学校に行こう。
「おはようございます」
「あ、Aちゃん。おはよう」
バンチャンさんが目尻を下げながら、挨拶を返してくれる。
この人は笑ったら目が無くなるタイプだ…
「あ!A!おはよう〜!」
「おはよ…わ!?」
ヨンボガが急に抱きついてきてビックリする。
「こら、Aちゃんが困ってるでしょ」
「わ、ごめんね?」
バンチャンさんに注意されて、離れたヨンボガが眉を下げて謝ってくれる。
「ビックリしちゃったけど大丈夫だよ」
「ふふ、良かった!」
そのまま3人で雑談をしていると、
「チャニヒョン〜、ヨンボガ〜」
あの人は…
「あ、スンミナ!」
「なに、もう仲良くなったんだね?」
スンミナさん(?)は私たちを交互に見ながら、そう言った。
「そう!羨ましいでしょ!」
「そうだね、僕もAさんと仲良くなりたいな」
なんで、貴方も本当は受け入れてないんじゃ、
「なんでって顔に出てるよ笑 Aさん」
「チャニヒョンやヨンボクが仲良いんだったら、悪い人じゃないんだなって思ったの」
「な、なるほど、」
「僕、キムスンミンっていいます。ボーカルが得意です。」
「同い年だから、よろしくね」
「よろしくお願いします。スンミンさん。」
「なんか距離があるの嫌だなぁ、呼び捨てで良いしタメ口で話そうよ」
「ス、ス、スンミナ…?」
「ふ、Aって面白いね」
「…?」
「はは、感情がコロコロ変わって面白い。見てて飽きないや」
「ありがとうございます…?」
「敬語」
「あっ、ありがとう…」
敬語を修正すると、満足したように微笑むスンミンさ…スンミナ。
「あ、もうすぐで練習始まるよ」
ほら、行こうとスンミナに手を握られる。
ここの人は大胆な人多いの…!?
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私ごとですが、Twitterを開設致しました…!!
小話や紅一点ちゃんのお話など書けたらなと思います。
LUNA ( @_dal_23 )
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作者名:LUNA | 作成日時:2024年2月11日 0時