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002-1 ページ3
---side K
特に変わり映えしない、いつもどおりの一日だった。
最俺ハウス内で実写動画の撮影を終わらせ、各々談笑しながら飯を食べたり編集作業に勤しんだり、好きなように過ごしていた。
俺も時計を確認し、今やっている編集が終わったら帰ろうかななんて考えていたときだ。
[ピンポーン]
突然部屋に鳴り響いた機械音に全員の動きがピタリと止まる。そして静かに顔を見合わせ、4人全員の視線が交わった
「誰か今日荷物とか頼んだ?」
「いや」
「頼んでないよ」
「俺も」
俺の問いにフジ、ヒラ、こーすけが順番に答えていく。
つまり宅配業者ではない。基本的にこの部屋のインターホンが押されるのは何かしら通販で頼んだ荷物が届くときだけだ。
瞬時に俺たちの頭には「特定」の二文字がよぎった。
「……とりあえずカメラ確認が先だべ」
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作者名:なちこ | 作成日時:2021年3月2日 4時