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＊ ページ33
実際の所、Aは俺に一番近いコだ。
もちろん家の距離の話じゃないよ？
なんつーの？隣にいるのが当たり前過ぎて一緒にいる事が楽チンすぎて
よくオトナが使う「空気の様な存在」って事なのかな？
買い物だって映画だっていつでもAを誘うし試験前は勉強だって教えてくれるし
毎日の弁当はもちろん、たまにはかーちゃんの留守中にごはんも作ってくれる。
だから俺には彼女はいないけどもしかしたら彼女みたいな事をAに求めてるのかもしんない。
ごくフツーに。
自然とそうなっちゃうってゆーか。
・
二「でもねー、相葉さんモテるじゃないっすか」
ニヤリと笑いながらニノが言うと
翔「だよなー、意外にコイツ、モテるんだよね・・・」
悔しそうに翔ちゃんが続けた。
二「でも相葉さん、コクられても付き合わないよね？」
潤「えっ！？何で！？」
二「何でって・・・(笑)潤君にはまだわかんないかな〜(笑)」
潤「何っ？どういうこと？？？」
なんでコクられても付き合わないの？って言われてもなぁ…
「なんか違う」としか言い様がないっつーか。
休みの日に出かける相手はいるし
ごはんだって俺の好みを完璧に把握してくれてるし
全然気を遣わないし
そんな子がこんな近くにいるんだもん。
それでよくね？
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作者名：＊hana＊ | 作成日時：2018年3月21日 13時
