宇宙から、やってきた女【銀魂】 (ページ10)

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少年と母親が、角に行って傘をさしたのを確認すると

『さて、始めようか……』

？「リーダー、あの姿は……最近噂になってる夜兎族です」

あれ？

噂になってるなんて知らないんだけど……

？「うるさい！たかが、女だ。お前ら、やっちまえ！！」

リーダーが言った瞬間、男達が襲いかかってきた

見た感じザコしかいない

これなら、すぐに終わる

殴ったり、蹴ったりの繰り返しをして

周りの奴らを全員やった後にリーダーを瞬殺して終わった

『ザコだね』

目の前にぐったりしている、男達が

今回は、殺さなかったから返り血は付いていない

まぁ、手は汚いけど

『汚い』

たまたま持っていた水で手を洗った

母「お姉さん！怪我ありませんか？大丈夫ですか？」

まだ、来ていいって言ってないのに

『はい。大丈夫です。2人は大丈夫ですか？』

母「お陰様で無事です。輝羅を、助けたうえに私まで助けてくださって本当にありがとうございます」

そう言い、頭を下げた

私は大したことをしてない

ただ、自分の為にした事だけなのに……

『大したことしてません。早いうちに、帰った方がいいと思いますよ』

母「この恩は、一生忘れません」

少年「お姉さん。お母さんを助けてくれてありがとう！
　最初、お姉さんの事あんなふうに言ってごめんなさい！」

『誤解が解けたのなら、良かったです』

少年「お姉さん、今日はありがとうございました！」

少年……輝羅とお母さんは、仲良く手を繋いで帰って行った

その姿を、私はずっと見ていた……

少しだけ、胸がチクッとした

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