宇宙から、やってきた女【銀魂】 (ページ8)

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ボロクソのように全て吐いた男達は

乾拭き雑巾のようになっていた

『君のお母さんが……ね。君みたいな子供が、1人で何かできるわけないんだからさ。そこにいるケイサツを頼ったほうがいい』

少年「分かってるよ！でも、嫌だったんだ。僕自身で、お母さんを見付けたかったんだよ！」

『そう、ならお母さんのところに連れて行ってあげる』

少年「え？」

ペチャ

『食べ物粗末にしないでくれません？』

可哀想なミタラシダンゴ

夜兎族にとって、食べ物はとても大切だ

少年「ご、ごめんなさい。それで、お母さんのもとに
　連れて行ってくれるんですか！？」

『ケイサツに頼むよりは、めんどくさくないと思いますけど』

事情聴取とかに、時間がかかるから

少年「……お願いします。僕をお母さんの元に連れて行って下さい」

お願いしますと、私にお辞儀をする

？「ダメでさァ。一般人を……ましてやまだガキなんて連れていくわけには、行かねぇですぜ」

？「そういうこった。だから、その子供はこちらで預けてもらう」

『ケイサツさん、この男達の始末どうするんですか？』

？「もうすぐ到着する他の奴らに任せてある」

『チキュウのケイサツとやらは、仕事が早いみたい……
　あなた達がなんて言おうが、私はこの子を親の元に連れていくまで』

そう言って、男の子をおんぶして

屋根の上に飛んだ

が、またもや、後ろからケイサツがついてくる

追いかけっこはもう飽き飽きなんだけどね

お腹減るから

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