1：元人外 ページ13
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とはいえ生憎なことに俺には、相互経由で受動喫煙した知識しかない上に若干それすらも忘れかけていると致命的すぎる過ちがある。
かつ情報源は二次創作による産物なので偏見のオンパレード超えて百鬼夜行でしかなく、
なので今、真正面にいるアーシェングロットも実のところ俺にはバブちゃんに見えている。
既プレイ勢の集団幻覚もここまで作用するとは。
若干彼の頭を撫でそうになっていた手を、慌てて引っ込めた。
『さっきの質問、答えはYESですよ』
ｱ「それはそれは残ね、ぅﾞっウンﾞ……
いえ、そうでしたか。お困りのようでしたのでつい」
『もし行きたくないってなってたら助けてくれるんです？』
ｱ「えぇ、もうなんなりと。
記憶をなくす薬から防衛術や何から何まで揃えますよ
勿論、対価は頂きますがね？」
冗談交じりに呟いたつもりが、脳にスーパーコンピューター飼ってるのか疑うレベルで即レスされる。
最後に社会人顔負けのビジネススマイルで念押しされ、押し売り業者も真っ青な並外れた饒舌さに流石の俺でも黙りこくってしまった。
商売上手ってこんな感じなのな。
(超高校級のビジネスマンじゃん、絶対犯人側)
そうこうしてる内に始業の鐘が校内に鳴り響く。
だからか、通りで周りの生徒の姿が見えないと思った。
もうこの際だからということで不可抗力だが、ギリギリ終業には間に合うよう眼鏡と並走することに。
ただこの男、意外にも欠点があるらしい。
食堂から教室に戻り、白衣とゴーグルを持って実験室に行くまでそう遠くはなかったし
たった数分もかからないはずだったのだが、なのに何故俺は未だ教室に残って悠々と休憩しているのだろうか。
答えは簡単、眼鏡のあんよがお陀仏になったからである。
『勘弁して下さいなお兄さん。』
ｱ「ッ、不覚でした」
教室までの道すがら、階段に1発でやられてこのザマ。
生命力がミジンコくらいしかない癖してヤムチャしやがったコイツのせいで大幅な時間ロスを食らっていたのもあり、ぶつくさ文句を垂れつつも復活の時を待っていた。
保健室に寄ろうかとも考えたが、面倒臭いので却下。
念の為応急処置は済ませたものの、今日が初対面だったからか会話は自然と事切れる。
ｱ「すみません、先日足が生えたばかりなもので
この借りは必ず返します。」
『別に…ぇ、は！？』
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雛乃(プロフ) - ゼロさん» コメントありがとうございます。できるだけ早く続きを公開できるよう努めます！ (11月5日 21時) (
レス) id: e4701a63e5 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが気になります！更新を楽しみに待ってます!!! (11月5日 17時) (レス) @page17 id: b291809af8 (このIDを非表示/違反報告)
雛乃(プロフ) - ロア……のスマホ版のようださん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (10月18日 18時) (レス) id: e4701a63e5 (このIDを非表示/違反報告)
ロア……のスマホ版のようだ - 好きです！最高です！最新楽しみにしています！ (10月18日 18時) (レス) @page4 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛乃 x他1人 | 作成日時：2023年10月17日 13時
