ミルクレープ Kei.Inoo

じゅうきゅう。 ページ19

・



つながれる私と伊野尾さんの手





本当のおひめさまになったような気分だ

きっと今の私の顔は赤いんだろうな














慧｢ふふ、どこいこっか｣









映画もいいよねー

最近できたカフェも行きたいねぇ

定番の水族館デートとかもいいかなぁー









なんてころころ表情を変えて









慧｢Aちゃんはどう？｣








わ…何にも考えてなかった
手に意識いきすぎた











A｢うーん、、」










真っ白な頭でなんとか考える

映画もカフェも水族館もいいけれど

















A｢…一緒にお買い物、とかどうですか｣











今の私にはこれが精一杯










慧｢それもいいねぇ、街中いこっか｣






ちょうど服ほしかったんだよねーって















私に合わせてくれる伊野尾さんのその優しさに


心がﾄｸﾝとなった





・

にじゅう。→←じゅうはち。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す