愛してると言ってくれ ページ42
伊野尾side
薮んちからの帰り、近くの公園に寄り道する。
街灯に照らされたベンチを見つけ座る。
高木「光君の料理んまかったねぇ(=^^=)」
屈託のない笑顔で話す高木。
ずっと落ち込んでたから安心した。
伊野尾「んまかったね。」
高木「ねー。」
伊野尾「高木も料理するんでしょ？今度作ってよ。」
高木「んー。でも最近はサラダばかりだよ？」
伊野尾「いいじゃんサラダ。高木の料理食べたい。」
高木「わかった。んじゃサラダ以外も勉強しとく(*^^*)」
そう言ってサラリと笑う高木が可愛くて、
今すぐハグしてキスしたくなる。
しないけどね。
外だもん。
誰が見てるかわからないもんね。
でもせっかくの二人きり。
身体の陰で見えないところで手を繋ぐ。
高木は一瞬ビクッとして、真っ赤になって下を向いた。
そして
高木「ね…。昨日はごめんね…」
何度も聞いた言葉を口にする。
伊野尾「『ごめんね』より『愛してる』が聞きたい。」
そう高木の耳元で囁くと
高木「へ？…ｱ…ｱｲｼﾃﾙ…」
と超小さな声で言った。
伊野尾「俺も愛してるよ。」
繋いだ手に少し力を入れて伝える。
高木「し、知ってるし！！」
と真っ赤な顔で俯く。
伊野尾「知ってるか(笑)」
高木「何だよ！！」
伊野尾「なんでも(笑)」
ぷーっと頬を膨らませて立ち上がる高木。
高木「そろそろ帰ろ！」
伊野尾「だね( *´︶`*)」
ゆっくりと歩き始める。
伊野尾「高木、またシようね。痛くしないからさ…」
そう言って高木の顔を覗き込む。
高木「へ…あ…ｳﾝ…俺も暴れないように…する…」
もごもご言う高木に
伊野尾「自分で馴らさなくていいからね？」
そう言うと
高木「しっ！しないし！！自分でなんてしないし！！」
と声を張り上げた。
伊野尾「高木声おっき(笑)」
高木「あぁ…ゴメン(||´Д｀)」
伊野尾「声張るならベッドの上にしてよ。」
高木「はぁ？何言ってんの？！」
また叫ぶ。
伊野尾「だから声大っきいってww」
高木「伊野尾くんが悪いんじゃん！！」
ちょっとヒステリックになってきた(^_^;
伊野尾「ごめんごめん(笑)」
高木「伊野尾くんオヤジみたい。」
そう言って高木は嫌な顔でべッと下を出した。
高木「ほら、もう帰ろ！」
耳まで赤くして背を向けて歩きだす高木。
可愛すぎだろ。
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○ぴーたん○(プロフ) - LOVE磁石ありひか愛ingさん、コメントありがとうごさまいます！！これから2人には少しずつ愛を育んで言ってもらおうと思っています( ´ω` )よろしくお願いします(*^ω^*) (2018年4月24日 23時) (
レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
LOVE磁石ありひか愛ing(プロフ) - �睫攘�めっちゃ鈍感でしたね(笑) 面白いですね！ お気に入りにしました！ 更新頑張って下さい！ (2018年4月24日 8時) (レス) id: 8bae9d3bf0 (このIDを非表示/違反報告)
○ぴーたん○(プロフ) - na l ako0704dさん、コメントありがとうございます！！これから2人の恋の成長を書けたらと思ってます。よろしくお願いします(*^ω^*) (2018年4月19日 7時) (レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
nalako0704(プロフ) - お話読ませてもらいました！ 私も伊野ちゃんが左が好きですね！！ とっても面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年4月19日 6時) (レス) id: 3f65bf2a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○ぴーたん○ | 作成日時：2018年4月14日 23時
