解決 ページ41
薮side
なに？
痛かったから蹴った？
薮「何が？話が読めないんだけど…」
も少し噛み砕いた説明が欲しいと視線を向けるが雄也は下を向いてしまった。
八乙女「……どういう意味？」
雄也の顔を覗き込んで光が聞くが口角を下げて言う気配がない。
それを見た伊野尾が渋々口を開いた。
伊野尾「俺が悪かったんだよ。」
薮「お前が？」
伊野尾「そう。」
高木「ちがっ！！伊野尾君は悪くないよ
！！」
今日初めて高木が顔を上げた。
八乙女「どういう事？」
伊野尾「俺がさ…もう大丈夫かな…ってさ。入れたんだよ…したらさ…」
八乙女「……あー…はいはいはい…」
薮「…あまりに痛かったから蹴りを食らわせたと…？」
高木「……」
伊野尾「いや。ちょっと違う。身をよじった時に足が当たっただけだよ。」
高木「俺が暴れたから…伊野尾君の顔に踵が思いっきり…」
小さくなる雄也。
八乙女「なるほどね…(^_^;」
薮「それで顔に痣か…」
伊野尾が高木の頭をポムポム優しく叩く。
伊野尾「別にさ。わざとじゃないんだから気にしなくていいのに凄い落ち込むから…あまり触れて欲しくなかったんだよね。」
八乙女「それで知念にキレたんだ？」
伊野尾「ん…まぁ…悪かったとは思ってるよ。」
薮「まぁ、事情が事情だから説明出来なかったのはわかるけど…次会った時謝れよ？」
伊野尾「わかってる。」
八乙女「んじゃ食おうぜ！雄也も！！伊野尾は気にしなくていいって言ってんだからさ！いつまでもうじうじしてんな！！」
そう言って光が頭をわしゃわしゃ撫でるとやっと雄也は笑った。
それからは『その話題』には触れず、楽しく食事をして2人は帰って行った。
台所で洗い物をしてくれてる光。
今日1日モヤモヤしてたから、話を聞いてスッキリしたらしく超ご機嫌。
俺も隣に立って食器を拭いていく。
薮「なぁ。」
八乙女「んー？なにぃ？」
薮「お前もそんな痛かったの？」
八乙女「…はぁ？いや、暴れる程じゃなかったけど…何？」
薮「そか…いや、そんなに痛かったんだったら悪かったなと思って…」
八乙女「ははっ。今更何言ってんの？てかさ、雄也って痛みに弱いじゃん？ほら、足ツボ縄跳びも1回しか跳べないし。」
薮「あー！そう言えば！」
八乙女「あの2人はも少し時間が必要かもね。」
薮「だな。」
俺が拭いた食器をてきぱきと棚に片付けたうちの姫君は
八乙女「んじゃ俺明日朝から仕事だから帰るわ。」
と早々と帰ってしまわれた…
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○ぴーたん○(プロフ) - LOVE磁石ありひか愛ingさん、コメントありがとうごさまいます！！これから2人には少しずつ愛を育んで言ってもらおうと思っています( ´ω` )よろしくお願いします(*^ω^*) (2018年4月24日 23時) (
レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
LOVE磁石ありひか愛ing(プロフ) - �睫攘�めっちゃ鈍感でしたね(笑) 面白いですね！ お気に入りにしました！ 更新頑張って下さい！ (2018年4月24日 8時) (レス) id: 8bae9d3bf0 (このIDを非表示/違反報告)
○ぴーたん○(プロフ) - na l ako0704dさん、コメントありがとうございます！！これから2人の恋の成長を書けたらと思ってます。よろしくお願いします(*^ω^*) (2018年4月19日 7時) (レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
nalako0704(プロフ) - お話読ませてもらいました！ 私も伊野ちゃんが左が好きですね！！ とっても面白いです！これからも頑張って下さい！！ (2018年4月19日 6時) (レス) id: 3f65bf2a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○ぴーたん○ | 作成日時：2018年4月14日 23時
