修行開始 ページ4
雄也side
朝5時…
『雄ちゃん!雄ちゃん!!』
声は遠慮気味なんだけど、ガックンガックン体を揺すられて起こされた。
雄也「ママ…?なに…?」
母「起きて!朝ごはん作らなきゃ!!(ヒソヒソ)」
雄也「はぁ??こんな早くから?!」
母「しーっ( ̄b ̄)!!宏ちゃん起きちゃうから静かに!!(ヒソヒソ)」
雄也「何でこんな早くから作んなきゃいけないの(ノД`)」
母「宏ちゃんの部活に間に合うように作らなきゃだめでしょ?」
雄也「はー…わかった…着替えるから待ってて…」
これからこんなに早くに起きなきゃいけないの…?
眠ぅ…
服を着替えて台所に行けばママがエプロンを差し出してきた。
母「はい!!これ着けて!!まずはお米研ぐところからね!!はいやって!!」
雄也「米…小学生の時に習ったけど…どうやるんだっけ?」
母「…まずお米を五合分取って?あ、内釜で研がないでね?コーティングが剥げちゃうからね?」
雄也「何で研ぐの?」
母「ボウルとかザルとか。あぁっ!!洗剤は入れない!!」
雄也「へ?お米洗うんでしょ?」
母「水で洗うの!!」
「え?何で指さしてんの?飯盒じゃないだから(^^;目盛りがあるでしょ?」
「本当は少し時間をおいて炊いた方がいいんだけど…今日は時間がないからすぐ炊いちゃおうね?炊飯ボタンはこれね?前の晩に仕掛けておくと楽よ♪」
ママ弾丸の様に教えてくれるけど…
覚えらんない…
母「この間におかず作っちゃおうね。お味噌汁と…今日は目玉焼きとウインナー焼こっか♪」
「フライパン熱して油入れて?それからたまご入れて♪」
「人参と玉ねぎ切って♪」
雄也「え?目玉焼き作ってるんじゃないの?味噌汁なの?」
母「同時進行にしないと。一つ一つ作ってたら日が暮れちゃうわよ?」
んー…相手俺なのわかってる?
母「あ、お塩取って!」
『SALT』『SUGAR』
雄也「ス…ス…どっち?」
母「お塩は『SALT』よ(^^;?」
雄也「どっちかわかんなくなるよ(´- ̯-`)」
キュッキュッ これでよし!!
母「あ!!何してんのぉ?!」
雄也「わかりやすく日本語で書いた。」
母「あーん…マジックで…しかもひらがなぁ…(´;ㅿ;`)」
これからは俺が中心で使うんだからいいじゃん(。 ー`ωー´)
何だかんだ殆どママがやって朝食完成( ^ω^ )
母「んじゃ宏ちゃん起こしてきて♪」
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○ぴーたん○(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます!温かく楽しいお話が書けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします(^^) (2018年4月29日 21時) (レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 昨日初めて来ました!かわいくて面白くて繰り返し繰り返し読んでしまいます 。これからも頑張ってください (2018年4月29日 21時) (レス) id: 91711a694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○ぴーたん○ | 作成日時:2018年3月18日 0時