突然の報告 ページ2
宏太side
あっつい中、校長の長い話を右から左に聞き流し終えた終業式。
明日から夏休みだぜ!!
3年生を差し置いて2年で手に入れたキャプテンの座!!
明日から部活頑張るぜっ٩(ˊᗜˋ*)و♪
鼻歌混じりの風呂上がりに親父にリビングに来るよう言われた。
行ってみれば、チビず(三つ子)以外のむさい男共が集まっていた。
宏太「何?何か悪さしたの?(ボソッ)」
大貴「俺何もしてないよ!!(ボソッ)」
雄也「もしかしてカップ麺勝手に食べたのバレた(*◊*;)?(ボソッ)」
慧「んな事で皆集められたりしないでしょ(ボソッ)」
圭人「まじ怖いんだけどぉ(ボソッ)」
ボゾボソやりあってると親父が切り出してきた。
父「お前達に話したい事があるんだが…」
圭人「な、何?改まって…怖いんだけどぉ」
父「いや、父さんな、海外勤務が決まったんだ。」
光「へー。いつから?」
父「来週」
慧「来週?!急じゃね?」
父「そうなんだ。それでお前達にこの家の事を頼みたいと思ってな。」
大貴「あー、父さんに代わってこの家を守ってくれってやつ?」
父「違う。いや、違わないか。うん。ちょっと違うんだな。」
圭人「何?何が違うの?」
母「ママも行くの♥」
宏太「は?二人揃って行くの?何で?」
母「だってママパパと一緒じゃなきゃ寂しくて死んじゃう♥」
宏太「いや、死なねぇから。てか家の事誰がするんだよ。」
父「だから、お前達に家の事を頼むって言ってるんだ。それとも一緒に行くか?」
宏太「行かねぇよ!せっかくキャプテンになれたのに。それに俺言葉の通じねぇ所でやってく自信ないわ。」
慧 光「「俺も行かねー。」」
大貴「俺も日本がいー。」
母「雄ちゃんと圭人は?圭人は英語得意だし。通訳してくれたらママ助かるんだけど…」
圭人「んー…皆行かないなら俺も行かないかな…」
雄也「俺日本語しか喋れないから行かない( *´︶`*)」
母「そう…(´・ェ・`)」
宏太「てかチビずは?どうすんだよ。」
母「涼ちゃん達はね…「行かない!!」って即答されたの…(p_q*)シクシク」
光「マジか…母さん無しで家事もチビずの面倒も…」
慧「無理だわ。うん。無理。」
父「行くまでに家事から料理からママがちゃんと教えてくれるから。」
宏太「って、1週間だろ?俺部活あるから無理だぜ。」
母「大丈夫( ^ω^ ) 雄ちゃん部活してないでしょ?雄ちゃん明日から花嫁修行ね(öᴗ<๑)」
雄也「へ?俺ぇ?」
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○ぴーたん○(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます!温かく楽しいお話が書けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします(^^) (2018年4月29日 21時) (レス) id: ef012946bb (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 昨日初めて来ました!かわいくて面白くて繰り返し繰り返し読んでしまいます 。これからも頑張ってください (2018年4月29日 21時) (レス) id: 91711a694e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:○ぴーたん○ | 作成日時:2018年3月18日 0時