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128. ページ28

「……とにかく、、もうやらんとってください
せんぱいが、戻ってこおへんのかと思ったおれの気持ち、、わかります……?」



隠岐くんは座り込んでベッドに顔を押し付けるようにし、私の手をきゅっ と控えめに握った

サンバイザーが隠岐くんのために少し心配になるぐらいに曲がってくれているので、上半身を少し起き上がらせて取り外す

サンバイザーくん、おつかれさま

外されたことで頭がベッドへの沈み具合が深くなった



「ごめんね」


「いやです」


「ごめん」


「いや」


「じゃあ…ありがとう」



脚を横に流して座り隠岐くんの頭を撫でる

ふわふわだねえ、君の髪は


私のお礼を聞いた隠岐くんは、顔を上げた

「っわ、」いきなり顔を上げられたので、危ないと思い、手を咄嗟にずらす



「ずるい」


「んー?ホントのことだよ」


「っずるい……!」



ぽすっ

かわいらしい音ともに先程と同様、頭をベッドに沈ませた

その頭にもう一度手が伸びる



「あー!ツバサが隠岐のこと襲っとるー!」


「お、おそっ…?!してないしてない!」



出入口の方を見れば、こちらを指を指しているオレンジ頭がいた

襲うだなんて失礼な!

隠岐くんも驚いて顔を上げたところでちょうど目が合った



「隠岐から離れなさい!」


「なんで敬語なわけ!?ってか襲ってないし!!」


「隠岐、いま助けにいくからな!行けぇ海っ!」


「ウッス!!」


「人任せかよ!!」



海くんは水上くんの言葉通り、肩をガシ と掴み、距離を開いた

ちょーい海くん?引きづってないかい?それ?

もうちょっと丁寧に運んであげてくれ?



「確保したっす!」


「ようやった、海」



水上くんがご褒美というように頭を撫でた

「うえーい!」と嬉しそうである

なんだあいつら、かわいいな



「隠岐、なんもされてへんか」


「……強いて言えば、とてつもなく機嫌が悪いですわ」


「ええ?!そんなに嫌だったの!??」


「はあ」



イケメンのため息は心にくる

ハートブレイクしちゃう



「でも大丈夫!わたしは隠岐くんの大好きだからッ」

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ツバサ(プロフ) - しのさん» コメントありがとうございます!!蘭が褒めて貰えるとは…🥲しかも読みやすいだなんて…!あまり自信がなかったのでそう言っていただけて良かったです!!頑張って書かせていただきますね!!!😊 (2023年4月5日 19時) (レス) @page20 id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
しの - とても読みやすくて好きです!夢主ちゃんの健気さも明るさも好きすぎます...更新ゆっくり待ってます! (2023年3月29日 12時) (レス) id: 47a7886cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - shionさん» コメントありがとうございます!!!😭😭そんなことを言って貰えるとは思っておりませんでした!!頑張って書きます! (2023年3月25日 17時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
shion - コメント失礼します!主さんの小説すごく好きです!いつも高評価が1回しか押せずすごく悔しい…のんびり更新待ってます! (2023年3月25日 15時) (レス) @page14 id: 59a8bd0fed (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます!!前回の更新からモチベが無かったんです!励みになります🙏これからもゆっくりな更新になりますが、コツコツ頑張ってゆきます!!! (2023年3月19日 19時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバサ | 作成日時:2023年2月14日 22時

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