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「…っっ」
どう慰めればいいのか、わからなかった
落ち込んでいる人を慰めるという行為自体は、普通だ
仲のいい人相手だったら余計に
けれど私にはそれがわからないのだ
だって母から教わっていないから
私はみんなの”普通”がわからない
この胸のざわめきを息に乗せて吐いた
気持ちが悪い感触が増えた気がする
慰め方がわからなかったらどうすればいいのだろう
あ
”嵐山さんがしてほしいことをすればいいのか”
「嵐山さん」
「──…っ、、！？ツバサ…？」
だいぶ荒療治だったんだけど気づいてくれたみたい
よかった、戻ってくれた
そして嵐山さんは自分がなにをしていたのか、徐々に思い出してきたようで顔を青ざめていく
「お、れ…なんてことを」
「嵐山さん、大丈夫」
さっきは出来なかったはずなのに、今度は簡単に抱きしめることが出来た
なぜ？
「最低すぎる、ツバサに暴力するなんて」
「わたしなら、全然大丈夫だよ」
そう、わたしは大丈夫
嵐山さんは私が壊してしまったようなものだ
その責任は取らないと
それからはあまり覚えていなく、はっ としたら元々本部として使われていた玉狛の前にいた
嵐山さんは、完全に落ち着いたのかな
落ち着いてなかったらこっちに来てないよね
このまま帰るのもなんだし寄っていくか
みんな急に私が来て驚くね、きっと
「こんにちはー、アポ無しで来ちゃった〜！」
「ツバサじゃないか！？あぽはたいせつだぞ！」
「玉狛なら大丈夫っしょ！って思ってぇ」
「あはは」そう笑った
すると桐絵はずいっ と顔を私に近づける
眉間には皺が寄っていた
「えぇ？な、なに？」
「…なんかあったでしょ」
「……あー、なんか…疲れちゃってるのかも。って、ぅえ……？！なんで泣いてんの、わたし？！」
大丈夫なのに、頬に滑る涙の
しかも止まってくれないし
陽太郎くんが私の足にしがみついた
「かなしいのか？」なんて言ってくれている
「なくなツバサ…、ぅうえ"え」
「…っ、、ぅうう、うえぇぇ"…！」
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ツバサ(プロフ) - しのさん» コメントありがとうございます!!蘭が褒めて貰えるとは…🥲しかも読みやすいだなんて…！あまり自信がなかったのでそう言っていただけて良かったです!!頑張って書かせていただきますね!!!😊 (2023年4月5日 19時) (
レス) @page20 id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
しの - とても読みやすくて好きです！夢主ちゃんの健気さも明るさも好きすぎます...更新ゆっくり待ってます！ (2023年3月29日 12時) (レス) id: 47a7886cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - shionさん» コメントありがとうございます!!!😭😭そんなことを言って貰えるとは思っておりませんでした!!頑張って書きます! (2023年3月25日 17時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
shion - コメント失礼します！主さんの小説すごく好きです！いつも高評価が1回しか押せずすごく悔しい…のんびり更新待ってます！ (2023年3月25日 15時) (レス) @page14 id: 59a8bd0fed (このIDを非表示/違反報告)
ツバサ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます!!前回の更新からモチベが無かったんです！励みになります🙏これからもゆっくりな更新になりますが、コツコツ頑張ってゆきます!!! (2023年3月19日 19時) (レス) id: 1052176700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツバサ | 作成日時：2023年2月14日 22時
