今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:33,733 hit
小|中|大
反撃の刃が五十二振り ページ7
手入れ部屋の中は、まだ火も回っておらず、敵も居なかった。
本丸の皆が奮戦してくれているに違いない。
本来、手入れとは審神者が行うものだったが、出陣や複数手入れの効率化の為、
2170年代からは手入れ妖精と呼ばれる式神を使っている。
しかし、審神者が手入れした方が、時間や資源の消費が最小限に抑えきれる為、
この本丸では、ほとんどの場合、審神者が手入れしていた。
しかし、今は急を要する。
「手入れ妖精さん!」
麻理がこの状況にも関わらず眠っていた手入れ妖精を叩き起こし、不動を手入れさせる。
「不動さんはここでしばらく安静にしていてください。
前田は他の刀剣男士の援護、Aさんは…」
麻理が一瞬言葉を詰まらせる。
「良いよ。
多少のリスクが伴っても、皆の力になれるなら、やるから。
散々迷惑かけてきたんだし、ここで日和見してるわけにはいかないよ」
その言葉で、麻理は迷うのをやめたらしい。
「魂単体なので危険かもしれませんが、破壊寸前の者がいないか見てきてくれませんか?
私はここで、危篤者の手入れと、本丸全体の指揮を担います。
もし何かあれば、ここに来てください」
「分かった」
そうして、私は手入れ部屋を出た。
補足説明その2(読まなくても大丈夫です)→←反撃の刃が五十一振り
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すーくろの恋愛モノ初めて見た希ガス(なわけない) (2018年4月1日 10時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すー黒蜜さん» りょーかい。めんどうだった← (2018年3月20日 16時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
すー黒蜜(プロフ) - そういうのはLINEかでよろメール (2018年3月20日 16時) (レス) id: 4498fe7828 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - あれどーする? (2018年3月20日 16時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すー黒蜜さん» もー!!! (2018年2月24日 20時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すー黒蜜 | 作成日時:2018年2月12日 18時