反撃の刃が六十四振り ページ21
しばらくして、時空移動装置の前に12振りの刀剣が集まった。
まず、第二部隊から出発だ。
「心得た。主、死んではならぬぞ」
「ちゃんと、皆で無事に待っていてくださいね!」
「うん、分かってる。頑張るよ。行ってらっしゃい」
精一杯の強がりで笑顔を作る。
やがて第二部隊のメンバーと麻理が光に包まれ、消えていった。
彼らが行ったのは、元寇防塁。18時間後には、流石に政府の部隊も到着しているだろう。
次の部隊は第三部隊。
隊長は太郎太刀。隊員は、次郎太刀、蜻蛉切、獅子王、石切丸。
「遠征に行って、帰って来る場所がない、なんてことはやめてくださいよ」
「大丈夫。きっと大丈夫だよ」
無理矢理に笑顔を作る。
「行ってらっしゃい」
第三部隊も淡い光に包まれていく。
「無理して笑わなくても良いのですよ。こんな時まで笑っていたら、疲れるでしょう」
消える間際、そんな太郎太刀の声が聞こえた。
「うん。そうだね。…ありがとう」
私は誰もいなくなった時空移動装置の前で、一人、涙を流した。
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れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すーくろの恋愛モノ初めて見た希ガス(なわけない) (2018年4月1日 10時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すー黒蜜さん» りょーかい。めんどうだった← (2018年3月20日 16時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
すー黒蜜(プロフ) - そういうのはLINEかでよろメール (2018年3月20日 16時) (レス) id: 4498fe7828 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - あれどーする? (2018年3月20日 16時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
れぃ(わー抹茶)(プロフ) - すー黒蜜さん» もー!!! (2018年2月24日 20時) (レス) id: 657b3d0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すー黒蜜 | 作成日時:2018年2月12日 18時