Story.4 ページ4
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侑「あの日僕の一世一大のプロポーズ断ったもんね…僕も忘れないよ」
『だ、だって!!急すぎて頭ついていかなかったんだもん!』
あの日ゆうりくんがくれた将来への誓いの言葉に、
侑「 “無理です” なんて普通言うかな…」
『…ごめんなさい…』
即断りを入れてしまった。
…あの時のゆうりくんの拍子抜けした顔、今でも覚えてるもん。
でもそれから結婚を前提に、ということで落ち着いて。
家族にはないしょで付き合い始めた。
多分お母さんにはバレてると思うけど、
婚約指輪の代わりとしてプレゼントしてくれたシンプルなリングは、
指にはつけずにチェーンを通してネックレスにしている。
1日だって忘れることなくつけてる。
わたしの、宝物。
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指でそれを弄びながら、ゆうりくんの少し拗ねた声に耳を傾ける。
侑「怒ってるわけじゃないけどさ、今付き合ってるわけだし。
でも、キスまでしかしてないなんて…
『あー!!うるさいうるさい!』
あの日以来2人で一緒に過ごせた時間なんて数える程しかなくて、
2人で一緒に朝を迎えたことなんて、なくて。
うるさいってなに、とまた拗ねたゆうりくん
侑「早くAを僕だけのものにしたいのに…」
微かに聞こえたつぶやきにボッと顔に熱が集まったのがわかった。
私だって、
ゆうりくんを私だけのものにしたいって思ってるよ、?
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菜子(プロフ) - 今さらですが、とても良いお話でしたよ (2019年4月15日 23時) (レス) id: f717513e5e (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - オムライス小娘さん» こんな亀更新でも待っていてくださる方がいるというのはとても心強いことですね( ; ; )ありがとうございます頑張ります( ; ; ) (2018年5月21日 23時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 朱澄さん» 嬉しいですありがとうございます!( ; ; )そう言っていただけるととてもやる気に繋がります、、少し考えてみますね、、! (2018年5月21日 23時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
オムライス小娘(プロフ) - そらまるさん» そんなことないです!そらまるさんのペースでいいです!私は待ってます!!!頑張って下さい!! (2018年5月20日 23時) (レス) id: e1770cc48a (このIDを非表示/違反報告)
朱澄(プロフ) - 更新ありがとうございます!え、辞めちゃわないでください、、ゆっくりでも全然待ってるので頑張ってください!!!!! (2018年5月20日 23時) (レス) id: a9e17462c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまる | 作成日時:2017年5月28日 23時