Story.23 ページ23
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侑「…ねぇ、」
『はい、すいません。』
公演が終わりホテルに戻って友達と語り合っているとかかってきた電話。
あ、そう。私スマホ買ってもらったの!!
って、そうじゃなくて。
少々お怒り気味のゆうりくんです。
侑「なんで来ること言ってくれなかったの。」
『う、だって… 欲張りって思われたくなかったんだもん…』
侑「はぁ…あのね、」
急に優しい声色になったからドキドキしちゃう
侑「Aちゃんが欲張りなのはもう知ってる事だからいいの。」
前言撤回。なんてこと言うの、この人。
でも結局ゆうりくんは、ただツンデレなだけでした。
侑「大事なのは、ちゃんと僕に会いたくて来たのかってことでしょ?」
…ずるいよゆうりくん。わかって聞いてるんでしょ?
『そんなの…当たり前じゃないですか…
ゆうりくん、すごくかっこよかったです。』
侑「んふふ、ありがと。
あー、これであともがんばれるー!」
少し照れた声は耳元でくすぐったく溶けて。
ゆうりくんはきっと、私をキュンキュンさせる天才なんだろうな。
鏡みてないから分かんないけどきっと私の顔は真っ赤だろうよ、あーあ。
『…見には行けないけど、テレビで見てるから。ゆうりくんだけ!』
侑「そうしてもらわないと困るかな。
…ふふ、終わったら電話してあげるから起きて待ってるんだよ?」
『はぁい。頑張ってね、』
侑「うん。」
電話してもらえる。
それだけで十分なはずなのに。
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同じ空間で年を越せる人がたくさんいるって考えるとちょっとモヤモヤしちゃうなんて。
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こんな自分、嫌いなのにな。
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そらまる(プロフ) - kiraさん» 8歳って。が完結し次第公開しようと思っています!まずはこのお話を最後までお楽しみください!コメントありがとうございます! (2017年11月21日 18時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 続編のパスワード教えてくださいm(_ _)m いつも応援してます! (2017年11月20日 23時) (レス) id: 7264a7690a (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 芙羽さん» ほ、ほんとですか??すごく嬉しいです、、!!こんな亀更新くそ作者ですが、そう言っ手いただける方がいるなら頑張れます!!ありがとうございます!! (2017年11月13日 20時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
芙羽(プロフ) - また、このシリーズが見れて嬉しいです!!そらまるさんの作品は大好きなので、また更新再開と見て飛び上がるほど嬉しかったです。頑張ってください!! (2017年11月13日 20時) (レス) id: 2873553e14 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 楽しみに待ってます!頑張ってください)^o^( (2017年10月15日 19時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまる | 作成日時:2017年3月17日 0時