Story.18 Yuri ページ18
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…言ってしまった。
勢いで、一緒に寝よなんて。
バカだよ、僕。
A「…せまいね?」
『ん、』
Aちゃんのベット、シングルってこと忘れてたよ。
頑張って背を向けてるけどAちゃんは僕の方を向いていて。
「着て!!」ってうるさいから着てあげた服のすそをわずかにつまんでいる。
『…あのー、Aちゃん?』
A「ん、」
『何かわいいことしてるの。』
A「かわいくないもん。でも、」
そこで黙り込んでしまったから「なに?」と催促。
すると、衝撃の一言。
A「…ぎゅーってしていいですか。」
あー、もうそれ。
ふいうちでかわいいこと言うのダメ。
だからあえて何でもないフリするの。
『…なんで?』
思い切って寝返りを打ってAちゃんの方を向くと、予想以上に近くてびっくり。
Aちゃんも驚いたように目を見開いて、
僕の胸あたりまで顔を沈めて隠してしまった。
A「…ゆうりくんに会えてるうちに触ってないと… テレビで見てる時苦しくなるんだもん…」
小声で聞こえた本音に愛しさが込み上げて、
思わず名前を呼んだけど
A「…や。」
って、僕の呼びかけを拒否してぎゅう、としがみつく。
かわいくてたまらなくて、僕もこたえてみる。
くっついてからは、恥ずかしいのか眠いのかずっと無言でいたけど
おもむろに口を開いたAちゃん。
トロンとしてて、甘い声だった。
A「…私ね、ゆうりくんが…」
眠くて限界だったのだろう。
それだけ言うと何かが切れたように眠りについた。
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そらまる(プロフ) - kiraさん» 8歳って。が完結し次第公開しようと思っています!まずはこのお話を最後までお楽しみください!コメントありがとうございます! (2017年11月21日 18時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
kira(プロフ) - 続編のパスワード教えてくださいm(_ _)m いつも応援してます! (2017年11月20日 23時) (レス) id: 7264a7690a (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 芙羽さん» ほ、ほんとですか??すごく嬉しいです、、!!こんな亀更新くそ作者ですが、そう言っ手いただける方がいるなら頑張れます!!ありがとうございます!! (2017年11月13日 20時) (レス) id: 505cdf870e (このIDを非表示/違反報告)
芙羽(プロフ) - また、このシリーズが見れて嬉しいです!!そらまるさんの作品は大好きなので、また更新再開と見て飛び上がるほど嬉しかったです。頑張ってください!! (2017年11月13日 20時) (レス) id: 2873553e14 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 楽しみに待ってます!頑張ってください)^o^( (2017年10月15日 19時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまる | 作成日時:2017年3月17日 0時