強がりさんは恋に臆病 (ページ9)

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「あれ？2人とも知り合い？」

「瑠姫の友達で、昨日知り合ったんすよ！」

『まぁ、、すいません、ちょっと失礼します』

いや、2日連続で来ると思わないじゃん！

びっくりした！

新しいジョッキを用意してビールを注ぐ

『お待たせしました』

「どうも」

「来た時おらんかったから休みかと思ったわ」

『休憩入ってたから、、』

あんまり話してると仕事回らなくなるー、、

「純喜、引き止めちゃダメだよ、仕事中なんだから」

「あ、ホンマや、ごめん！」

『いいえ、ごっゆくりどうぞ』

一緒にいたの会社の先輩かな？

お気遣いありがたい、、

いや、そんなこと考えてる暇ない！

オーダーをとって料理を運ぶ

慌ただしく店内を動き回っていると

あっという間に時間は過ぎて行き

片付けの割合が増えてきた

「八乙女さーん！お会計行って！」

『はーい！』

レジに行くと

「八乙女さんって珍しいね」

『あ、はい、よく言われます』

純喜と一緒にいた人だ

「俺も與那城で珍しいってよく言われるんだよね」

『よな？』

「うん、與那城奨です、よろしく」

『はい、、あ、お会計！』

お会計待ちがいなくて良かった、、

『はい丁度、頂戴いたします』

「ごちそうさまでした。純喜、行くよ」

「待ってくださいよ、トイレ並んでて、、あ。ごちそうさまでした。また連絡するから」

そういうと彼は手を振って出ていった

「ちょっと！またイケメンと知り合ったの？」

『はい？』

「昨日も居たよね？知り合いのお客さん」

『はい、来てましたよ』

「なんでみんなイケメンなの？」

さぁ、、、それは私が聞きたい

『類が友を呼んだんですかね、、？』

出会いとか、そういうのから遠ざかってたから

いきなり知り合いが増えるのは

私だってびっくりしてる

仕事を終えて家路に着くと

〈 ruki.prince

ruki.prince俺結局どうなった?

瑠姫からLINEが来ていた

A来ていいって言ってたよ

A再来週の金曜日ね

ruki.princeりょーかい

Aまた連絡するね

ruki.princeはーい、ありがと。おやすみ

今日は凄く疲れた、、

明日は久しぶりの休みだし

少し気分転換しよ