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2人が外で待っているというので
急いで帰り支度をして裏口に向かう
「外にいる2人だれ？イケメンすぎん？」
『あ、昔の知り合いで、、』
どっちが彼氏〜？って聞いてくるのが辛くて
『お先に失礼します』
話しかけてくる店長をスルーして
『お待たせしました』
11月の深夜は涼しいというより寒い
そんな中待たせて申し訳ない
『行きましょう、、か』
「そんな畏まらんといてや」
「今更だよ」
『うん、、分かった』
ギラギラ光るネオン街を3人で歩く
なんか変な感じ
「あ！言い忘れとった。俺、河野純喜！純喜でええから」
『あ、、うん！八乙女Aです、よろしく』
じゅんき、、か
「Aは仕事掛け持ちしてるの？」
『え？違うろ？、、あ。私まだ大学生なんだよね』
そう、大学2年の時に一年留学に行ってたから
「へぇ！すごいやん」
『凄くないよ、太って帰ってきたし』
「Aって太るんだ」
『そりゃ太るよ！』
なんの話ししてるんだろ、、
あんまり気を遣わなくて楽だからいいけど
「食べること好きなん？」
『うん、結構食べちゃうかな。』
「ホンマに？意外やわ、スラッとしてるし」
それは、、運動するようにしてるから
何も考えずに食べれたらって、どれだけ思うか
『食べたら動くようにしてるから』
「なるほどね」
「じゃあ今度ご飯行かへん？お礼もしたいし」
あ、その話まだ生きてたんだ
「いいじゃん！行ってきなよ」
『え？』
「なに、行きたくないの？」
『そう言うわけじゃ無いけど』
「ほな決まりやな！何がいい？店探しとくから」
そこまで言ってくれるなら、、遠慮なく
『ラーメンかな』
「ええな！色々店知っとるから！楽しみにしときや」
『うん、、ありがと』
まだ口約束しただけなのに、こんな喜んでくれるんだ
こういうタイプの人、初めて会ったかも
「どうかした？」
『え？ううん。何でもない』
駅に着いて各自ホームに向かう
「うわっ、終電ギリギリじゃん！危なかったー」
「明日朝から会議やわ、、やば、」
『なんかごめん。待ってもらってたから』
「いや、それは俺がスマホ忘れたんやから！謝らんといて」
階段を上って
「俺こっちだから。A、純喜、気をつけてね」
『うん、ありがとう。瑠姫もね』
「ホンマに付き添いしてくれて、ありがとう！
気をつけてな！おやすみ」
電車に乗り込む瑠姫を見送って
純喜と2人で電車を待つ
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作者名：はむぅ | 作成日時：2021年8月7日 17時
