その可愛さに一目惚れ。【iwfk】

8 接近 ページ8

fk Side



今日はいつもより早く目が覚めた。

岩本さんと初仕事だなぁ、、、

ついついニヤける顔を抑えながら、いつもより入念に鏡を見て身支度をして、



『よし、今日も俺イケメン。』



と気合を入れて家を出た。
(気合いの入れ方おかしくない？by阿部)




＊





通勤ラッシュでぎゅうぎゅう詰めになる朝の電車は好きじゃないけど、今日はそんなに苦に感じなかった、って言うか、朝から岩本さんに会えることばっかり考えてそれどころじゃなかった(笑)



会社の最寄り駅(素能駅って名前でやんす！by佐久間)に着いて改札を出た時、


iw「深澤さん？おはようございます。」


と岩本さんに声をかけられた。



会社に入る前に岩本さんに会えるなんて思ってもみなかったから、びっくりしたけどめちゃくちゃ嬉しい。



『い、岩本さん！おはようございます、！』

iw「昨日も行ったけど敬語じゃなくていいのに(笑)」


ふふっと笑うもんだからその笑顔に弱い俺は途端にドキドキしてしまう。
あー、うるさい！俺の心臓！


『ご、ごめん。でも俺だけタメ口なのは気が引けるし、部署内じゃ俺の先輩だし、岩本さんもタメにしようよ。』


昔から上下関係が厳しいのは苦手。
現に、一個下の阿部ちゃんともタメだしね(笑)

岩本さんはんー、と考えてから、


iw「深澤さんがそれでいいなら、、よろしく、？(笑)」


と、首を傾げながら笑った。

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