その可愛さに一目惚れ。【iwfk】

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カタン、カタン、と規則的に揺れる新幹線。

隣には窓に肘をつき、外を眺めている照。


横顔、かっこいいなぁ、


ボーッと照の方を見ていたら、視線に気づいたのかこちらを振り返って、目が合って、

思わず逸らしてしまう。


iw「ふふふ、なんだよふっか(笑)」

『ううんっ、なんでもないっ』


慌てて首を横に振れば、照はまた笑って


iw「ふっかはほんと可愛いよね、」


そう言ってわしゃわしゃと頭を撫でてくるもんだから、余計に照れてしまう。


なんでそうストレートに気持ち伝えれんのかな、

俺もそんな風に照れずに、色々言えたらいいのに。


iw「ふっかさ、昨日あんま寝れてないでしょ？」

『えっ？』

iw「目の下にくま出来てるから、」


出張、緊張してる？なんて聞かれて。

出張よりもあなたと一緒だから緊張してるんですよ、なんて言える訳もなく。


iw「着きそうになったら起こすからさ、寝てなよ」


そう言って自分の肩に俺の頭を寄せる様にしてくれて、

俺の好きな、優しい照の香りが鼻をくすぐる。


『んっ、ありがと、ひか る、』


寝不足であることに変わりないからあっという間に眠気が襲ってきて。

俺は照の優しさに甘え、その腕に縋るように意識を飛ばした。

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