レトロなゲームセンターって惹かれるものがあるよね ページ40
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「あ、A!どこ行ってたの〜!」
「ぶーちゃん。これ、貝殻集めてたの!」
「お、めっちゃ拾ったね。でも行くなら行くって言ってよ〜!ハンソルがめっちゃ心配して探してたんだから」
「スングァナ、もういいから」
「そ、そうだったの?ハンソルくん、ごめんなさい…」
「ううん、謝んないで。無事でよかったから」
「ありがとう…」
「も〜にしてもどこまで拾いに行ったの?あ、これ綺麗じゃん!」
「あ、ぶーちゃんお目が高い!これはね、あっちの洞窟の中にあったの!」
「へ〜!」
「洞窟?海近かったのに大丈夫だったの?」
「うん。…実はね、ミンハオくんが一緒に行ってくれたの」
ぶーちゃんが見せて見せて!と貝殻に夢中な隙に、ハンソルくんにだけ聞こえるようにこそっと小声で話す。
手を繋いだことは恥ずかしくてさすがに言えなかったけれど、ビー玉のように綺麗な海を見せてくれたことも、両手いっぱいの貝殻をくれたことも、ハンソルくんには聞いて欲しかった。
「そっか、ミンハオと一緒だったんだ」
「うん。ごめんね、心配掛けちゃって」
「ううん。よかったね、本当に」
「うん、へへ」
「なになに?二人で何話してんの?」
「ん!?あっ、あ、貝美味しいよねえって話!ね、ね!はんそるくん!」
「うん。貝の話だよ」
「この貝食べれない貝だけど君たちわかってる…?よく二人でツッコミいない中でやって来れたよね…」
じとーっとした目で呆れ顔のぶーちゃん。
そこに走ってきたイケメン三人組。私とバイバイしてミンギュたちと合流したミンハオくんは、今度はソクミンくんに、さっきのハンソルくんみたいに首に手を回されて引っ張られている。なんともだるそうな表情だこと。
「ねえ、なんかあっちに古めのゲーセンのコーナーあってさ、面白そうだから行ってみようよ!ウォヌヒョンが見つけたの!」
「あ、ウォヌさんぶーちゃんと海にいたわけじゃなかったんだ…」
「ここのホテルすっご!行ってみよ!」
「スングァナわかってる〜!ハンソルも来て!さっ、Aちゃん行こう〜!」
「あっ、うん!」
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おはむ(プロフ) - ハフィントンポストさん» コメントありがとうございます!!あまりこの二人メインの小説は無いですよね!そう言って頂けて嬉しいです(^^)チャイナペン様でしょうか?機会があればジュンくんも出せたらと思っています! (2019年1月25日 21時) (レス) id: c8a5407516 (このIDを非表示/違反報告)
ハフィントンポスト(プロフ) - 読み始めたばっかりなんですけど、ハオちゃんとハンソルんの名前見てww発狂しましたwwあまりこの二人の小説が無くて、丁度此処にいいものが見つけれて私は嬉しいです。 (2019年1月17日 20時) (レス) id: b852baaf97 (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - とうふさん» お優しいお言葉くださいましてありがとうございます(ToT)そんな風に仰って頂けると、本当に頑張れます!!これからの恋の展開にご期待くださいませ(*^^*) (2018年3月10日 23時) (レス) id: 95a3bb9723 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ - すごく素敵な作品に出会えて感動しました。お話の雰囲気や文章の書き方など、とてもお上手ですね。更新楽しみにしてます。頑張ってください! (2018年3月10日 0時) (レス) id: 51d4244c95 (このIDを非表示/違反報告)
おはむ(プロフ) - さめさん» はじめまして〜!言葉が出ないなんて…ありがとうございます(涙)とっても励みになります!!頑張りますね!!!(*^^*) (2017年8月27日 20時) (レス) id: b7e2fa196d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おはむ | 作者ホームページ:http://nanos.jp/loveinidlenes00/
作成日時:2017年8月9日 17時