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教官「それでは今から実践へ入る!逮捕術の有効打撃は顎・肩・胴・小手!
攻撃手段は突き・蹴り・逆・投げ・締め・固め・警棒・警杖・施錠など、何でもあり!
逮捕術の神髄は、己は勿論相手をも無傷で制圧する事である!」
「なるほど
簡単に言えばなんでもありってことね」
教官「班ごとに試合場の枠に散らばり、枠内の場内で先ほど決めた二人一組で順番に行うように!」
教官の指示が出たところでそれぞれの班が散らばり始めた
伊「俺らはあそこでやろう」
空いている場所を見つけ、一組目のペア以外の人は枠外で座り、それぞれのペアを観ることにした
降「始めっ!」
降谷君の声を合図に一組目の班長と萩原君の組手が始まった
2人を見てるとやはりガタイのいい班長が有利に見えた
萩原君もなんとか攻撃をしようとするが班長の攻撃の一つ一つに重みがあり、そう簡単に一本を取ることが難しそうだった
班長が萩原君の胴へ持っていた竹刀で突こうとした瞬間に萩原君が自分の胴を狙っている班長が突き出した腕の方の空いたスペースを狙い萩原君も班長の胴を狙った
しかし班長は萩原君の突きをかわしながら突き出した腕を引っ込め、萩原君の胴へすかさず蹴りを入れた
完璧な一本だった
萩「まじか〜
いけたと思ったんだけどね」
伊「中々いい所だったが惜しかったな」
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作者名:髀御 | 作成日時:2023年5月14日 21時