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目黒が母親と一緒にいる所に居合わせてから1週間。
早番終わり時間に余裕もあったから一度家に帰り、化粧を直してコートを羽織り人が賑わう駅までやってきた。
今日は向井君からご飯に誘われていた日。向井君の仕事が終わる時間に合わせて駅前で待ち合わせすることになっていた。
クリスマス目前ということもあり、綺麗にライトアップされた駅前広場。
非日常な雰囲気を感じるその装飾があまりにも綺麗だったから。
カシャッ
あまり目立たない様に、鞄から取り出したカメラで綺麗なイルミネーションを撮った。
すぐにジーッと音がして、点々とライトが写真に浮かび上がる。
高校生の時からずっと捨てずに持っていたポラロイドカメラ。流石にそろそろ使えなくなりそうだけど、まだまだ元気に動いてくれた。
嵩張るサイズでもないから、癖でいつもカバンに入れっぱなしにしている。
今時、持ち歩いてる人間もいないよなと写真を見ながら苦笑する。
向井「お、うまく撮れてるやん」
『！！』
急に後ろから覗き込まれて影が出来る。
すぐ近くから聞こえた声にビクッと肩が跳ね上がった。
向井「あははっごめんなぁ驚かせて」
振り返るといたずらっこの様に笑う向井君。
『ううん。お疲れ様、向井君』
仕事終わりのスーツの彼にペコッとお辞儀する。
向井「ありがと！てかAちゃんカメラ好きなん？」
意外やな、と手元のカメラを指差しながら聞かれる。
『これ昔からずっと持ってるヤツなの。趣味ってほどではないんだけどたまに使ってて』
向井「そうなんや。えらい珍しい型の持ってんなあってびっくりしたわ」
『カメラ詳しいの？』
向井「ふふ、実は俺も写真撮んの趣味やねん。カメラには結構うるさいで。笑」
確かにお洒落な雰囲気の向井君にはカメラが似合うな。
そのまま談笑しながらお店に向かった。
今日も向井君がお店を選んでくれてて、到着したのはこれまたお洒落な創作料理屋さん。
この前の4人で行ったお店もすごくお洒落な所だったし、色々知っててすごいな。
『すごいね。お店詳しいんだね』
向井「ふふ、Aちゃんとのご飯やからめっちゃ調べてんで？ここ知り合いから教えてもらってん」
ありがと、とお礼を言うと優しく笑う向井君。
彼の持つ空気感かな、自然と心があったかくなるというか。
料理も楽しみだな、なんて思いながら２人お店へと入った。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。楽しみにしていただけるのが一番幸せです。番外編もお楽しみくださいませ。 (2022年10月25日 20時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！アフターストーリーも試行錯誤しながらですが楽しんでいただける様頑張ります_φ(･_･✨ (2022年10月25日 20時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - sakiさん» 引き続き番外編を展開予定ですので引き続きお楽しみくださいませ。いつもコメントありがとうございますm(_ _)m✨ (2022年10月25日 20時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - 完結おめでとうございます。毎日更新がないかワクワクしていたと同時にもうすぐ終わってしまうのではないかという寂しさもありました。2人のAfter story楽しみにしています😆 (2022年10月24日 12時) (レス) @page36 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 完結おめでとうございます！康二くんも沙耶ちゃんも幸せになってほしい！ふっかさんこれから絡むのでしょうか？番外編楽しみです🥹 (2022年10月24日 7時) (レス) id: 760b825a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年10月9日 19時
