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『近い、です』
「そんな睨まないで。笑」
何故か負けたくなくて精一杯睨み返したけど、全然効いてない。
「ね、Aこの後暇？」
『帰りますよ。早急に』
「俺らこの後飯行くんだけど一緒行かない？」
『いや話聞こうって』
マジで話聞かないじゃんこの人。
どんどんイメージが崩れていくんだけど。
チラッと助けを求めるようにしょっぴーを見たら
大きな口で笑ってた。
「俺らが全部出すからAが好きなものなんでも食べていいよ」
『え…何でも？』
…は！
つい、何でもという言葉に反応してしまった。
「ふはっめっちゃ嬉しそうじゃん。決まりね」
また頭をポンポンと頭をされて、立ち上がった岩本氏。
そのままスマホを取り出してどこかに連絡し始める。
「あ、そうだ。この後康二も合流するんだけど大丈夫？」
『……は、え…え？！康二君？！！』
しょっぴーの言葉にガタガタと音を立てて立ち上がったら、ビビった何？！と同じくらい大きな声を返される。
少し離れたところで電話をしていた岩本氏も何事かと驚いた顔でこちらを振り返る。
『…今、何と？』
「や、だから康二も来るけど大丈夫かって」
『全然大丈夫じゃないです！やっぱり帰ります！！』
「ちょちょ、待ってよ何いきなりどしたの」
『推しとプライベートで会うなんて絶対無理です！！ファンとしてあるまじき行為です！』
「え、Aちゃん照が推しじゃないの？」
『…！！』
何言ってんだという顔をした後、だんだんとニヤニヤした顔をし始めたしょっぴー。
思わず後ずさるとガシッと腕を掴まれて、ヒイッと変な声が出た。
「…なんかよく分かんないけど、面白そうだから帰るのダメね」
何でこの人はよく分かってないくせに余計なことばっか言うんだ。
「何してんの？」
そしていきなり真後ろから聞こえた低い声に肩がビクッとなる。
同時にパッと腕が離される。
「Aちゃん逃げようとしてたから捕まえといた」
「…そーなの？」
何て答えたらいいか分からなくて言葉に詰まると
岩本氏の後ろでしょっぴーがニヤニヤしているのが見えた。
「この前と同じくらい美味しい焼肉屋見つけたんだけど、行かない？」
私の様子を伺う様にやたらとキュルキュルした目で見られたらむげに断れなくて
自分の甘さにうんざりした。
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mamemiya(プロフ) - Ren_Mashiroさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも楽しみの一つとなります様に。 (3月17日 0時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ヲタクちゃんさん» 是非是非お楽しみください！ (3月17日 0時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！ちょっと拗ねが足りなかったかもしれません。。🙇が、これからの展開をお楽しみいただけると嬉しいです✨ (3月17日 0時) (レス) @page22 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
Ren_Mashiro(プロフ) - 毎日楽しみにして学校頑張ってます✨無理せず更新頑張ってください！ (3月3日 21時) (レス) @page14 id: ec8f83fe60 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタクちゃん(プロフ) - 続き楽しみです✨✨ (3月1日 8時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2024年2月27日 20時
