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目が覚めると既に外は明るくてカーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいた。
ゆっくりと体を起こす。
昨日の服のまま。確か昨日はふっかと康二君とバーで飲むことになって、それで…
『…っ！！！！』
思い出した。
スマホを忘れて康二君が届けてくれたんだ。
ベッドから飛び出してリビングに行くも、人の気配はなかった。
代わりにテーブルの上に置かれた薬と置き手紙。
”おはよう。少しでも体調良くなったかな。
仕事やから先帰ります(´･_･`)
鍵はポスト入れたから確認してな！”
ドアの前で具合悪くなって運んでくれたんだよね。
どんどん記憶が鮮明になっていく。
体感的に熱は下がってる。
ちょっとまだだるさはあるけど頭も痛くない。
ていうか康二君にどれだけ迷惑をかけてるんだ私は…！
テーブルの上に置かれた水や薬はうちに置いてなかったもので、もしかして近くのドラッグストアまで買いに行ってくれたんじゃないだろうか。
”心配やから、起きたら連絡してな？”
一番最後に書かれていた文章。
優しすぎる。
優しすぎるよ康二君。
お詫びも含めて早く連絡しなきゃとスマホを探す。
ベッド横の充電器に挿してあったスマホを手に取ると、ロック画面に表示されていた一件の着信履歴とメッセージ。
【着信あり：テル】
【テル：遅くにごめんね。もう寝てた？】
照君からだった。
私が寝た後の時間だ。
先に照君とのトーク画面を開く。
まだ朝の6時。
流石にこの時間に電話はやめておいた方がいいだろう。
【返信遅くなってごめんなさい！！
体調崩して早めに寝てしまってて。今起きました】
急いで返信すると、すぐに既読になった。
【テル：全然良いよ。体調もう大丈夫なの？】
【はい、すっかり良くなりました！もう元気です】
すると切り替わった着信中の画面。
画面をスライドして耳にあてる。
『も、もしもし』
「A？？ごめん朝早くに。
大丈夫なの？熱出てたとか？」
『はい、もう大丈夫です！昨日の朝からちょっとだけ喉が痛くて、それが悪化しちゃったんだと思います』
乾燥してる時期だし気にしてなかったけど、どうやらあれは風邪の前兆だったようだ。
運良く休みだしこの土日は家にいよう。
「今からAんち行ってもいい？欲しいものあったら買ってくから何でも言って」
『…へ？』
思わずスマホを落としそうになった。
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mamemiya(プロフ) - Ren_Mashiroさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも楽しみの一つとなります様に。 (3月17日 0時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ヲタクちゃんさん» 是非是非お楽しみください！ (3月17日 0時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！ちょっと拗ねが足りなかったかもしれません。。🙇が、これからの展開をお楽しみいただけると嬉しいです✨ (3月17日 0時) (レス) @page22 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
Ren_Mashiro(プロフ) - 毎日楽しみにして学校頑張ってます✨無理せず更新頑張ってください！ (3月3日 21時) (レス) @page14 id: ec8f83fe60 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタクちゃん(プロフ) - 続き楽しみです✨✨ (3月1日 8時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2024年2月27日 20時
