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到着したお店はこれまたオシャレなバー。
普段姉と出かける以外大衆居酒屋がメインの私には別世界である。
案内された席では康二君が隣に、正面にふっかが座った。
『あ、ふっか…さん上着こちらにかけますよ』
「ふっかでいいよ？ありがと」
職場の飲み会の癖で上司の上着を預かる様に声をかけるとふふ、と微笑まれた。
自分でやるから大丈夫だよとスマートなふっか。
うちの上司とは違うなぁと勝手に関心してしまう。
「照とはいつから友達なの？」
「この前のライブ来てくれてて、その後お店で会ったんよね？照兄から声かけたんやって」
「マジで？珍しいな」
ふっかの質問に先に康二君が答えて、小さく頷く。
「じゃあ元々は俺らのファン？」
続けての質問に心臓がドキッとする。
ちょっとだけふっかの目つきが変わった様な気がしたから。
『…はい、そうです』
「へぇ。誰推しなの？」
『えっと、』
「ちょ、ふっかさん顔怖いて。笑
あれやで、Aちゃんファンやけどほんまに普通の友達やで？」
視線は私に向けられたまま。
そうだ、この人緩いイメージが強いけど凄く周りを見ている人だった。
「…ふふ、ごめんごめん。そんな顔しないで」
そう言ってグラスを口に運んだ。
「ちなみにどうだった？ライブ」
せっかくだから生の感想教えてよ、とまたじっと見られる。試されている様な視線は気のせいだろうか。
『…すごく感動しました。会場が大きくなってもファンとの距離感を大切にしてくれていて、パフォーマンスの魅せ方もすごく考えられていて。私はたまたま運よく花道で見られたんですけど、きっとどの席の人も心から楽しめたと思います』
思い出す、あの光景。
何よりもパフォーマンスをしている本人たちが一番楽しそうで
その姿を見ていたら涙が止まらなかった。
『心からファンでいられて良かったと思いました。デビューされる前からずっと応援していて、皆さんがずっと立ちたいと言っていた空間に一緒にいる事が出来て本当に幸せでした』
また行けたらいいなと思う。
思っていた事を口にすると同時にはっとする。
顔を上げるとふっかも康二君も黙ってこちらを見ていた。
『ご、ごめんなさい何かベラベラ喋っちゃって』
しまった職場のナツさんや和姉に話すみたいに語ってしまった。
気持ちを落ち着かせる様に頼んだグラスを一気飲みする。
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mamemiya(プロフ) - Ren_Mashiroさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも楽しみの一つとなります様に。 (3月17日 0時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ヲタクちゃんさん» 是非是非お楽しみください！ (3月17日 0時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！ちょっと拗ねが足りなかったかもしれません。。🙇が、これからの展開をお楽しみいただけると嬉しいです✨ (3月17日 0時) (レス) @page22 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
Ren_Mashiro(プロフ) - 毎日楽しみにして学校頑張ってます✨無理せず更新頑張ってください！ (3月3日 21時) (レス) @page14 id: ec8f83fe60 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタクちゃん(プロフ) - 続き楽しみです✨✨ (3月1日 8時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2024年2月27日 20時
