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誰？！と驚いている康二君とふっか。
急いで姉の元へ走る。
「ちょ、A。あれって」
『和姉、とりあえず声だけ抑えて。すみません姉です。驚かせてごめんなさい』
姉の手を引っ張って2人の前で謝罪する。
「あぁ、Aちゃんのお姉さん！
初めまして向井康二です！」
続けて初めましてと挨拶するふっか。
先程は冷静だった姉も、実物を目の前にして驚きを隠せない様子だ。
「すご…実物イケメン過ぎじゃん」
「あははっありがとうございます」
ぽろっとこぼれた姉の独り言に2人とも嬉しそうに笑っている。
「すみません取り乱して。Aの姉の和葉です。Aがお世話になっております」
「いやいやそんな！そうや、お姉さんも良かったらこの後飲み行きませんか？」
「ごめんなさい、実はまだこの後仕事が残ってて。Aだけ連れてってもらえますか？」
『え、ちょっと和姉』
私に向かって親指を立ててニコッと笑う。
そのままお誘いありがとうございますと康二君たちに微笑む姿は明らかに仕事モードだった。
おそらく仕事が残っているというのは嘘だ。
さっき言ってた姉自身の”線引き”だ。
というか、私まだ行くって言ってないんだけど…！
気づけばタクシーに乗って先に店を出て行った和姉。
「すげぇカッコいいね、Aちゃんのお姉さん」
「バリキャリウーマンって感じやったな！」
あはは、ありがとうございますと苦笑いしか出ない。
３つ上だからふっかより年下なんだけどね。
多分自分たちより年上だと思ってるんだろうな。
それよりもこの状況よ。
既に次のお店は決まっている様で、タクシーに3人で乗り込む。
私、ふっか、康二君の並びで後部座席に座る。
「Aちゃんはお酒よく飲むの？」
『えっと、多分普通です』
お酒は何でもいけます、と言いそうになるのを抑える。
隣に座るふっかからとにかく良い匂いがする。
近い。何で大人3人後ろに並んで座ってるんだ。
「Aちゃんいきなりごめんなぁ。あれかな、照兄おった方が良かった？」
『いえ、全っ然大丈夫です！お気になさらず！』
「そこまで強く言わなくても。笑」
全然、が強過ぎてふっかに笑われた。
今更だけど心臓がバクバクと鳴り出す。
偶然という言葉は嘘なんじゃないかと思うくらいに
こんなに何度も遭遇するものなのか。
神様教えてください。
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mamemiya(プロフ) - Ren_Mashiroさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも楽しみの一つとなります様に。 (3月17日 0時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ヲタクちゃんさん» 是非是非お楽しみください！ (3月17日 0時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！ちょっと拗ねが足りなかったかもしれません。。🙇が、これからの展開をお楽しみいただけると嬉しいです✨ (3月17日 0時) (レス) @page22 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
Ren_Mashiro(プロフ) - 毎日楽しみにして学校頑張ってます✨無理せず更新頑張ってください！ (3月3日 21時) (レス) @page14 id: ec8f83fe60 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタクちゃん(プロフ) - 続き楽しみです✨✨ (3月1日 8時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2024年2月27日 20時
