❄︎ pink story ページ6
友人「Aは好きな人いないの？」
『いないよー。好きな人ってどうやって作るの？』
友人「好きって言われた人を好きになれば？
この前も告白されてたじゃん」
放課後、暇なメンバーで集まり
机にお菓子を広げて女子トーク。
暇、と言っても私以外皆彼氏がいる。
ただ相手が部活で後から迎えに来たり、他で外せない用事があったりでたまたまこの時間暇なだけ。
実質フリーなのは私だけ。
友人「もったいないよねー。2組の竹内君めっちゃイケメンなのにさ。なんで振ったの？」
『一回も喋った事無かったから』
友人「そういうのは友達から始めるの！A普段男と話さないんだからまずは話すとこから始めないと」
分かってはいるものの、異性と話すのはどうも昔から苦手だった。
怖いわけでも嫌いなわけでも無いけど…どうも苦手なのだ。
友人「あ、彼から連絡あった！私行くねー」
友人「はいはーい行ってらっしゃーい」
少しづつこの場から離れていく友人達。
もう時間も遅かったから残りの友人達と校舎を出る。
友人「じゃあねA！」
『バイバイ』
電車組と分かれて逆方向へと歩く。
徒歩通学の私。
通学路の途中に見えてきたコンビニ。
…辛いもの食べたら甘いもの食べたくなってきたな。
こんな食べてたら太るかな、なんて思ったけど。
クリスマスだし別にいっか、なんてよく分からない言い訳を自分にしながらカバンの中の財布を取り出そうとした。
が。
『…あれ？』
カバンの中に財布が入ってない。
…あ、思い出した。
学校の自販機で飲み物を買った後、そのまま机の引き出しにしまっちゃったんだ。
『最悪…』
忘れ物をしても基本明日でいいやと思っていたけど。
流石に財布は早めに回収しとかないと。
仕方なく来た道を早足で戻った。
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mamemiya(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます✳︎そう言って頂けて嬉しいです。また新しい作品が出来ましたら宜しくお願いいたしますp(^_^)q (2022年12月30日 11時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 最後まで読みました。みんなの話感動しました。 (2022年12月30日 7時) (レス) @page37 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年12月25日 19時
