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友人達と3人で作ったご飯を皆美味しそうに食べてくれた。
ホールケーキをカットして皆で食べて。
クリスマスソングを流しながらプレゼント交換なんかもして。
ベタな事全部やろう！なんて佐久間君も張り切ってて
お菓子を景品にしたビンゴ大会なんかもして。
すごく楽しい時間が流れていた。
友人「あ、おつまみもうない」
友人2「お酒ももう少しで無くなるよ」
6人もいると思ったより減るのも早く量が足りなかった様だ。
『私買ってくるよ。コンビニすぐ近くだし』
財布を手に立ち上がると、
岩本「いやいやAちゃん1人じゃ危ないでしょ。
ふっか、一緒に行ってきなよ。
佐久間は気づいたら寝てるし。笑
夜遅いから男1人残ってた方が良いだろうし」
友人「ふはっ！確かに岩本君1人いればボディガードとしては十分過ぎるね」
そんな会話をする2人に、深澤君の方を見ると既にコートを羽織って私の横に立っていた。
深澤「じゃ俺がAちゃんのボディガードって事で」
ピースしてキメ顔で言うから思わず笑ってしまう。
友人「2人ともありがとねー。行ってらっしゃい」
岩本「気をつけてね」
見送られながら部屋を出て、深澤君と2人コンビニに向かって歩く。
深澤「うぉー寒いね。まだ雪降ってないだけマシかな」
両手をさすりながら空を見上げる深澤君。
『今夜降るかもってテレビで言ってたよ。
そしたら今年初雪だね』
深澤「まじ？それはそれで嬉しいかも」
ホワイトクリスマスじゃんと嬉しそうに笑う深澤君にキュンとする。
コンビニに着いて、適当にお菓子やお酒を買ってアパートへと戻る道を歩く。
後5分くらいで着く。
たわいも無い話をしながらこうやって話せる時間はやっぱり楽しくて。
重いからって私が持ってた袋をすっと取って持ってくれる優しさに胸が温かくなって。
笑いながら空を見上げる綺麗な横顔は、
私じゃない誰かも見てきたのかなって思うと何だか胸が苦しくなって。
…今、かもしれない。
気持ちを伝えるなら。
『…深澤、君』
深澤「ん？」
立ち止まった私を見て不思議そうにこちらを振り返る深澤君。
『あ、のね』
心臓がバクバク鳴り出す。
どうしよう、いざとなったら言葉が出てこない。
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mamemiya(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます✳︎そう言って頂けて嬉しいです。また新しい作品が出来ましたら宜しくお願いいたしますp(^_^)q (2022年12月30日 11時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 最後まで読みました。みんなの話感動しました。 (2022年12月30日 7時) (レス) @page37 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年12月25日 19時
