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騒ぐメンバーを目の前に容赦なくブチっとzoom画面を切った翔太。
渡辺「樹に誘われたの？」
『う、うん』
渡辺「誘われても俺がいない時は飲むなって言ったろ」
『…私が一人だって心配してくれて、それで』
そう言うと納得はしてませんって表情だったけど
悪い、と首をさすりながら謝って来た。
『…ふふっ』
渡辺「何笑ってんだよ」
『ううん』
この空気がおかしくなってつい吹き出すと
恥ずかしそうに翔太も笑うから。
幸せだな。この空気。
『あ、翔太お腹空いてる？
ケーキ沢山買っちゃってさ。一緒食べようよ』
食べ切れるか分からなかったけど綺麗なケーキをサイトで見てるうちについつい沢山買ってしまったから。
冷蔵庫の中は今ケーキで埋まっている。
翔太に背を向けて冷蔵庫に向かって足を進めると
『…わっ』
体の前に回った手。
首にかかるふわふわした茶色い髪。
『翔太…？』
後ろから抱きしめられて胸がドキドキと鳴りだす。
渡辺「いらない」
『お腹、空いてなかった？』
渡辺「…空いてる」
『何か温かいもの作ろうか？』
冷蔵庫何入ってたかなと考えてたら
ぐるんと回った視界。
背中にソファの柔らかさ。
目の前に広がる翔太の顔。
渡辺「お腹、空いてる」
『…？う、うん』
渡辺「…食べていい？」
翔太の表情でその意味を理解して
一気に熱くなる体。
小さく頷くと
渡辺「顔赤。笑…じゃ、遠慮無くいただきます」
柔らかく重なった唇。
首に手を回すとさらに強く求められた。
彼と過ごす今夜は
甘く忘れられないクリスマスの夜になった。
森本「思ったんだけどさ、何も言わずにあのまま繋いでたら良かったんじゃね？」
松村「さすがにそれはコンプライアンス違反だろ」
ジェ「俺、会いたいってAちゃんが泣いた時心臓止まるかと思った」
京本「何なら俺今でも止まってる」
高地「しょっぴーに今度奢ってもらおうぜ」
田中「一番高地がゲスいじゃねえかよ。あー羨ましい俺も彼女欲しい！！」
画面が切れた後も賑やかなSixTONESの皆さんでした。
end.
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mamemiya(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます✳︎そう言って頂けて嬉しいです。また新しい作品が出来ましたら宜しくお願いいたしますp(^_^)q (2022年12月30日 11時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 最後まで読みました。みんなの話感動しました。 (2022年12月30日 7時) (レス) @page37 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年12月25日 19時
