--未成年､丸眼鏡。

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会うのはいつぶりだろうか。


いや、言うほど時間は経っていない








──────── …






昨日の夜のことを思い出す




明日は少しオシャレしようだとか

いつもはしない化粧をしよう とか。





なにも予定は無かったはずなのに

なぜか、何かを意識していた。









……… ………







『関係者入口』


『関係者以外立ち入り禁止』






なぜか罪悪感がある、、

重々しい言葉を見てため息をついた。






･




「あの、すみません」


警「どちら様ですか？」




「中島卓也選手の…」


警「あ、中島様から聞いております。
こちらを首に下げてお入り下さい」









(案外すんなり入れるものなんだなあ。)









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無事に入れましたというメッセージを送ると




『赤いポスターの前で待ってて』


という返信がきたのだが。







…





「赤いポスター、いっぱいある…。」






とりあえず運に任せてトイレの横の
赤いポスターの前で待つことにした









･




･





･




15分は待っただろうか。

もしかしたらこの場所は違うのかもしれない
という焦りが出てきた。





すると








…




鍵谷「… ？誰ですか？」



「あ、山田と申します。
中島選手を待っているのですが…」






鍵谷「え！うそ！彼女さんですかー？」



「違います」





鍵谷「あら、残念。何歳ですか？」


「19です。」


鍵谷「若っ！19か…、そしたら
卓と何歳差だろう…？」









鍵谷選手は想像してたのと違う。

メモメモ…。







────




鍵谷「え、じゃあ彼女じゃないってことは
どういう関係？」



「話すと長くなりますよ」



鍵谷「じゃ、パスで笑笑」






(笑顔が可愛いな)









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それから鍵谷さんと5分程お話していると、


中島選手が走ってきた。









中島「ごめん、明日の打ち合わせがあって」


「大丈夫ですよ。」




中島「え、てかなんでお前ここにいんの」


鍵谷「偶然」




「ふふっ笑」


中島「え？え？」


鍵谷「さて、お邪魔者は消えまーす」









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中島選手がイケメンゴリラなら


鍵谷選手はおちゃめなカモノハシ……






かな。

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