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「…なんで、こんなこと、するんですか…」
もう正直ヤケクソになって、目の前の人に聞いてしまった。
その人は、また厭らしく笑って、
JM「そんなの、Aちゃんが好きだからだよ。」
私の頬を撫でながらそう言った。
本当に、私のことを好きなら、こんな嫌がるようなことを、しないでほしい。
これが私の正直な感想だけど、言えるわけもなくて。
「なんで、私のことが…」
なんで、私なのか。
こんなに顔が綺麗で、スタイルも良くて、優しそうで、女の人に困らなそうなのに、何故私なのか。
わからなくて。
JM「Aちゃんはさ、僕に、傘を貸してくれたでしょ。」
JM「その時、Aちゃんに一目惚れした。」
JM「人生で初めて、一目惚れを経験した。」
目の前の人は、私のことを見つめ続け、私のことを愛しそうな目で話し続ける。
JM「でも、Aちゃん、僕に傘を渡したらすぐに逃げちゃったでしょ。」
確かに逃げた。
自分のやっていることが急に恥ずかしくなったから。
JM「それで、もう一度Aちゃんに会いたくて、お礼を伝えたくて、必死にAちゃんを探した。」
…別に、お礼なんていいのに…
JM「そしたらたまたま駅前のカフェで働いてるAちゃんが、店の外から見えたんだ。」
ガラス張りの店だから、確かに外から中の様子はよく見えるけど、よく私のことを見つけたな…なんて思った。
JM「でも、そこで見つけちゃったせいで、僕の人生は狂い始めた。」
狂い…え…？
JM「僕に傘を渡してくれた、天使のように可愛いAちゃんを、やっとの思いで見つけたのに、そのAちゃんは、カフェの男どもに愛想を振る舞って、一緒に働いてる奴らにニコニコして…！なのに、目の前の僕には気づかないで…！」
目の前の人はどんどん早口になって、呼吸が荒くなった。
JM「Aちゃんは、僕だけのものなのに…！」
「っっ"…！」
気づいたらその人の両手が私の首に回っており、首を絞められていた。
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hamcheeze(プロフ) - くくるさん» ありがとうございます！先ほど続編更新しました！ (5月12日 15時) (
レス) id: 8730dbcd19 (このIDを非表示/違反報告)
hamcheeze(プロフ) - ちーさんさん» コメントありがとうございます！ようやく続編書き始めました！のでよろしかったらご覧ください🥹 (5月12日 15時) (レス) id: 8730dbcd19 (このIDを非表示/違反報告)
くくる(プロフ) - 続編みたいです。 (5月12日 0時) (レス) id: 517bfcd501 (このIDを非表示/違反報告)
ちーさん - とっても素敵なお話ありがとうございます🥲続編楽しみにしています𓂃 𓈒𓏸 (2023年4月18日 0時) (レス) id: 6035613b0e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ！💦 (2023年4月8日 12時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2023年4月7日 23時
