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いつもの大学が終わり、バイトに向かう時、
急にゲリラ豪雨並みの強い雨が降ってきた。
私はいつも、折りたたみ傘を常にカバンに入れていて、加えて今日は雨が降るかも！という天気予報を見てきたおかげで、しっかりとした傘も持ってきていた。
大学の最寄りから家とカフェの最寄りに着くと、その雨はまぁかなり強くて。
駅前では、傘を持っていない人たちが、どうしよう、だなんて言ったり、電話をかけたりしていた。
どうやら駅中にあるコンビニが、この日を待ってましたと言わんばかりに傘を大量入荷していたみたいで、大抵の人はそこのコンビニで傘を買って、どうにか駅から歩いて行った。
でも、その傘も売り切れてしまったみたいで。
目の前に、傘がなくて、困ってそう、だけど、誰かに電話をかけることもなく、強い雨が降り続ける空を、見上げている人がいた。
「あ…あの…」
その横顔が、綺麗に見えて、気づいたら、声をかけてしまっていた。
??「…?」
「よかったら、傘どうぞ。私、もう一つ傘持ってるので。」
その人と、目が合った時、その大きな瞳に、吸い込まれてしまいそう、なんて思った。
??「え…あ、ありがとうございます。でも、お返しは…」
「ビニール傘なので、大丈夫です！！！では！！！！」
気づいたら、雨の中折り畳み傘をさして走っていた。
私から声を掛けたのだけど、
その人の大きな綺麗な瞳、だけど少し儚そうな雰囲気がある目、整った鼻筋と、綺麗な口、全てに吸い込まれてしまいそうで、
気づいたら、走っていた。
もう走り出してしまったから、止まれなくて、カフェまで一直線で走った。
すごい、綺麗なお顔だったな…
そんなことを思いながら、カフェに入って、いつも通り、仕事に取り掛かった。
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hamcheeze(プロフ) - くくるさん» ありがとうございます！先ほど続編更新しました！ (5月12日 15時) (
レス) id: 8730dbcd19 (このIDを非表示/違反報告)
hamcheeze(プロフ) - ちーさんさん» コメントありがとうございます！ようやく続編書き始めました！のでよろしかったらご覧ください🥹 (5月12日 15時) (レス) id: 8730dbcd19 (このIDを非表示/違反報告)
くくる(プロフ) - 続編みたいです。 (5月12日 0時) (レス) id: 517bfcd501 (このIDを非表示/違反報告)
ちーさん - とっても素敵なお話ありがとうございます🥲続編楽しみにしています𓂃 𓈒𓏸 (2023年4月18日 0時) (レス) id: 6035613b0e (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ！💦 (2023年4月8日 12時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2023年4月7日 23時
