【FGO】古代王コンビ、子育て始めました。

何故こうなった＿6 ページ8

という訳で始まりました。第一回カルデアツアー。


案内人はマスター·藤丸立香とそのサーヴァントで天使のマシュ・キリエライトです。




「うわぁー！すごーい！！なんかたくさんおへやあるね！！ぎるのおへやもあるの？」

「嗚呼、我の部屋もあるぞ。これからお前の部屋にもなるのだ。」

「へ？？」



今は廊下をゆっくりと歩いているところなのだが、まさかの賢王幼児拉致事件起こすんじゃないか案件が勃発しました。まじで？まじで自分の部屋に連れ込んじゃうの？安心するような、危険なような、まさにどちらとも言えなくて困っちゃうよ俺。






「おはなさんさいてるー！わぁ、きれいだなぁ！」

「ここは温室って言ってね、お花とか、野菜とか育てるところなんだよ。」

「へぇー！すごいところなんだね、ここ！」

「雑種、我が言おうとしていた事を先に言うでないわ！」

「キャスターギルガメッシュさん、落ち着いてください！」


次に行ったのは温室。温室はたくさん植物育てているし、行ったらAも楽しいかなと思って来たけど正解だったようだ。うん来て良かった。






もうカルデアツアーが終盤に差し掛かった所で、Aがとある一室を指さした。


「ここ、なぁに？」



そう、召喚室である。まさかの召喚室に興味を持たれるなんて俺たち思ってなかったから吃驚。

マシュと二人でどう説明すればいいか分からなくてこそこそと相談し合う。


「ええっと、これ説明して分かるかな？」

「ど、どうでしょう……。まずどう説明すればいいか分かりません…。」

「そうだよなぁ。どうしよう。」



「ねぇねぇぎるこれなぁに？」


俺達がこそこそと相談し合っている間に待ちきれなかったのか、遂に賢王にも聞き出したA。

お願いですから頬を緩ませないで分かりやすく教えてあげてください！お願いします！



「ここはな、召喚室というのだ。道中で他の英霊に会ったであろう？」


「ああ、ろびんとか？」


「そうだ。此奴らを此処から呼び出すのだ。」

「じゃあここからぎるもきたの？」

「嗚呼。」

「わかった！」


ありがとうございます賢王！！おかげで俺達助かりました！

隣でマシュもほっと安堵の溜息をついていた。



「ねぇ、えいれい？がくるところわたしもみたい！！」

突然、Aが突拍子の無い事を叫んだ。



「へ？」

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