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何故こうなった_25 ページ27

マスターside




無事にレイシフトが終わり、ほっと一息つきながらカルデアへと帰還する。今回のレイシフトでは怪我も少なかったし、沢山の種火を回収することが出来て自分的に花丸をつけてもいいぐらいの結果となった。いやぁでも本当に怪我が少なくて良かった。霊基破壊とか笑えないしね。





ゆっくりと瞼を開ければ広がっていた景色はもうさっきまで居た場所ではなく、いつものカルデアだった。ゆっくりと大きく体を伸ばしながらコフィンから出てくれば、管制室にはもう他のレイシフトメンバーが揃っていた。あれ、俺最下位じゃん。


まぁいい。取り敢えず今回のレイシフトの報告をしよう。そう思い立ち、モニターの前でコーヒーを飲みながら椅子に腰掛けているドクターの所へと歩こうとしたその時。





「ぎるー!!ふぁらおー!!」

甲高い叫び声が管制室に響いた。その声に思わず足を止めてしまう。



あ、この声ってAじゃない?てか絶対Aだと思うんだけど。

そう思い当たった俺は名を呼ばれていた二人の方を見てみれば、賢王に抱きつく小さなA
の姿が確認できた。Aはぎゅーっと力一杯抱きしめている。そんなAを賢王は顔をにやけながら見つめて、頭を撫でていた。



そんな姿を見て、何か不服だったのかファラオが

「余にも何かないのか!?」

と叫ぶ。いや、大の大人が何頼んでるの?とこっちは突っ込みたくなるよ、ねぇなんで大の大人が五歳児にご褒美求めてんの!?普通逆じゃないかな!?






「んじゃあねー、ふぁらおにもぎゅーってする!ほらぎゅー!」

しかし心優しいAはぱっと賢王から離れ、次にファラオに抱きついた。
Aに抱きついてもらったファラオはすごく嬉しそうな顔をしていた。いや、こんな笑顔なファラオあんまり見たこと無い。レアだぞ、レア!




二人に抱きしめてもらってAは満足したのか、ファラオから離れた後、ファラオ達の前に仁王立ちしながらにししと笑った。

「ぎる、ふぁらお、きょうはふたりともすごくかっこよかったよー!!」

そしてこんな褒め言葉まで言ったのだからファラオ達はもう胸を抑えて蹲った。




「余のAが今日も愛いッ!」

「我のだがな!!」

「いや余のAよ!」

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letsitami(プロフ) - 推しがかっこいい!!!古代王組愛され夢主とかもうありがとうございます。[追記]ファラオが「赤ずきんちゃん」は腹筋崩壊不可避。 (2022年10月15日 22時) (レス) @page29 id: 96ae9e2937 (このIDを非表示/違反報告)
兄貴激推し - いろんな意味で、腹筋大激痛直前である!! (2020年3月6日 1時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
- 久々に夢小説へと来てみたのですが幸運なことにこんなにも面白い小説に出会うことができました!古代王組が大好きなのでこれからがとても楽しみです。ちまちまでもちょびちょびでも構いませんのでこれから頑張ってください!! (2019年4月13日 22時) (レス) id: 3323674f8c (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー`*) - 本当ですか!めっちゃ嬉しいです。ゆっくりで構いませんので、休みながら頑張ってください!ヽ(*´∀`)ノ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 249673e94e (このIDを非表示/違反報告)
紅巴(プロフ) - (*´ー`*)さん» 長らく更新停止してしまい申し訳ありません!今月からちまちまと更新再開する予定です……! (2019年2月2日 3時) (レス) id: 3cb7c792f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅巴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月5日 12時

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