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何故こうなった_18 ページ20

エミヤside



私のカルデアでの役割はここに所属する沢山のサーヴァント達のために料理を振る舞うことだとも言えると思う。まぁ戦闘やらなんやらと仕事があったりするが、大体は食堂に居る。そのためか一部のサーヴァントからは”カルデア食堂の料理番長”と呼ばれてたりもするが今は関係ないので割愛させてもらおう。




さて、そんな私は3時のお菓子を作るために現在厨房にて材料確認を行っていた。

このカルデアには3時のお菓子を要求するサーヴァントはとても多いし、マスターも楽しみにしてくれている。だから腕をかけて作らなくては。



うん、小麦粉や砂糖、チョコレートや卵など材料はちゃんとある。これなら今日はなんでも作れそうだ。
そうチェックを終えて一旦冷蔵庫を閉じて立ち上がった際、厨房近くでじっとこちらを見つめる少女の存在に気が付いた。


彼女の名前はA。つい最近あの賢王に保護された凄い五歳児である。どこが凄いのかと言うと、彼女は気の難しいと有名な賢王に溺愛され、また最近召喚されたという気の難しさなら賢王よりも少し上であるファラオと呼ばれるあの王に気に入られているのである。これを凄いと言わずして何と言うか。残念ながら私にはこれ以上の言葉は見つからなかった。



そんな彼女がずっとこちらを見ていたので、どうしたのかと気になって話し掛けてみる。





「そんな所で突っ立っていてどうした?3時のお菓子ならまだ作ってないぞ。」


そう言えば、Aは顔をぱっと輝かせてにこにこと笑いながら私に手を振った。


「えみや!やっほー!……いや、こんにちは??」

「嗚呼、こんにちは。それより、こんな所でどうしたんだ?」

問いかけるとうーんと少し考えたような動作を見せた後、にかっと笑って首を振った。

「ううん、べつにようはないよ!!…それより、えみやはなにしてるのー?」

Aはじーっと私を見ながら首を傾げる。

「ん、私か?私はこれから3時のお菓子を作るところだ。」

特に隠しはせずこれからやる予定だったことを言えば、Aはきらきら輝いていたその瞳をもっと輝かせ、とてとてと小走りで私の元へやってきた。




「えみやがおかしつくるの?ならわたしもそのおてつだいがしたーい!!」



その発言に少しばかりこちらも驚かされるが、彼女は好奇心旺盛だ。お菓子作りというものをやってみたくなったのだろう。



「嗚呼、別に良いが。」




だから了承することにした。

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letsitami(プロフ) - 推しがかっこいい!!!古代王組愛され夢主とかもうありがとうございます。[追記]ファラオが「赤ずきんちゃん」は腹筋崩壊不可避。 (2022年10月15日 22時) (レス) @page29 id: 96ae9e2937 (このIDを非表示/違反報告)
兄貴激推し - いろんな意味で、腹筋大激痛直前である!! (2020年3月6日 1時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
- 久々に夢小説へと来てみたのですが幸運なことにこんなにも面白い小説に出会うことができました!古代王組が大好きなのでこれからがとても楽しみです。ちまちまでもちょびちょびでも構いませんのでこれから頑張ってください!! (2019年4月13日 22時) (レス) id: 3323674f8c (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー`*) - 本当ですか!めっちゃ嬉しいです。ゆっくりで構いませんので、休みながら頑張ってください!ヽ(*´∀`)ノ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 249673e94e (このIDを非表示/違反報告)
紅巴(プロフ) - (*´ー`*)さん» 長らく更新停止してしまい申し訳ありません!今月からちまちまと更新再開する予定です……! (2019年2月2日 3時) (レス) id: 3cb7c792f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅巴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月5日 12時

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