何故こうなった_15 ページ17
いまはふぁらおのひざのうえにすわってふぁらおとおはなしちゅう。ふぁらおとはなすのたのしいからすき!!
あしをぶらぶらさせながら、ふぁらおにはなしかける。
「ねーねー、ふぁらお!ふぁらおはむかしどこにいたの?」
このへやはどこかしらないくにみたい。えきぞちっく……っていうんだっけ、そんなどくとくなかんじ。
まえにぎるがいってたの。おれたちは”えいれい”だって。えいれいは、かこのそんざいだって。たまにみらいのえいれいもいるけれど、ほとんどはかこのひと。
ということはもしかしたらふぁらおもどこかたいせつなばしょにいたのかな、って。きになっちゃった。
ふぁらおのかおをみあげれば、ふぁらおはすこしいとおしそうなえみをうかべていた。
「余は昔今はエジプトと呼ばれる国の
ふぁらおはどこかなつかしそうにはなしながらわたしのあたまをなでた。ゆっくりと。
「いつか、余の国であったあの土地を、Aに見させてやろう。余の愛した民が、どんな暮らしをしているか、見せてやろう。これは余とAの約束だ。忘れるでないぞ?」
「わかった!わたしと、ふぁらおのやくそく!…そうだ!ふぁらお、こゆびだして!」
「ん、なんだ?」
そういいながらふぁらおはいったんわたしをなでるのをやめ、みぎてのこゆびをわたしのまえにだした。
そのこゆびに、わたしはじぶんのこゆびをからませる。
「ゆーびきーりげーんまんうそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった!」
そういっていきおいよくわたしはじぶんのこゆびをはなす。
ふぁらおはいっしゅんきょとんとしたかおでわたしをみたが、りかいがおいついたのか、とつぜんわらいごえをあげた。
「そうか、そうか約束か。……うむ、そうだな、約束だ。破ったら針千本飲まなければならないな。」
「えー、やだー!!」
そしてまたゆっくりとふぁらおはわたしのあたまをなでた。
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letsitami(プロフ) - 推しがかっこいい!!!古代王組愛され夢主とかもうありがとうございます。[追記]ファラオが「赤ずきんちゃん」は腹筋崩壊不可避。 (2022年10月15日 22時) (レス) @page29 id: 96ae9e2937 (このIDを非表示/違反報告)
兄貴激推し - いろんな意味で、腹筋大激痛直前である!! (2020年3月6日 1時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
朔 - 久々に夢小説へと来てみたのですが幸運なことにこんなにも面白い小説に出会うことができました!古代王組が大好きなのでこれからがとても楽しみです。ちまちまでもちょびちょびでも構いませんのでこれから頑張ってください!! (2019年4月13日 22時) (レス) id: 3323674f8c (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー`*) - 本当ですか!めっちゃ嬉しいです。ゆっくりで構いませんので、休みながら頑張ってください!ヽ(*´∀`)ノ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 249673e94e (このIDを非表示/違反報告)
紅巴(プロフ) - (*´ー`*)さん» 長らく更新停止してしまい申し訳ありません!今月からちまちまと更新再開する予定です……! (2019年2月2日 3時) (レス) id: 3cb7c792f6 (このIDを非表示/違反報告)
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