何故こうなった＿9 ページ11
「……して。」
ふとファラオはAを見る。
その顔は剣呑としていてどう見てもやぁどうも！なんて愉快な事を言い出す訳ないと分かっていた。というかそんな事あったらやばい。
「ならば何故この小童が此処に居る？余とてこの施設の役割を理解していない訳では無い。こんな幼子が此処に居て良い場所ではないことも理解している。」
そう言って、ファラオはAを睨み付けた。
一方ファラオから睨まれているAはというと。
賢王の隣で凄いニコニコと笑っていた。
流石賢王と即絆LV10(仮)になった強者。是非ともその精神を見習いたいところです。
というか、賢王の顔の方がやばい。我のAに手を出すでないぞという気持ちを表情が物語っていた。まるでヤクザだ。
「あのねー、いまAがねここにいたくているんだよ！ぎるもいるし、りつかもいるし、かえるよりこっちのほうがいいからここにいるの！ねぇ、おにいさん！なまえ、おしえて？Aね、おにいさんともなかよくなりたい！」
その言葉に賢王は不機嫌そうな表情をころりと変え、頬を緩ませている。
そして俺も少しAの言葉の破壊力にやられかけた。うん、かわいいね。
「……ファラオである余に名を申せと言うか。……フハハハハ！！面白い、余に正面からこんなことを言う小童は初めてだ！良いだろう。我が名はオジマンディアス！王の中の王よ！」
さっきまで不機嫌極まりない顔をしていたファラオが突然笑いだした。そして歪めていた顔を少し賢王のように緩ませて、Aに自分の名を名乗りだした。
「へぇ、おじまんでいぅす、っていうんだね！かっこいいけど、ちょっとだけながいかも。うーん……、そうだ！ふぁらお！ふぁらおはどう？」
Aはにっこりと笑ってファラオに向かってあだ名を提案する。
その姿を見たファラオは破顔した。
「うむ、良い良い！余は貴様を気に入ったぞ、A！その名、特に許す！日頃から余をそう呼び、慕い、余の傍に居るが良い！」
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letsitami(プロフ) - 推しがかっこいい！！！古代王組愛され夢主とかもうありがとうございます。[追記]ファラオが「赤ずきんちゃん」は腹筋崩壊不可避。 (2022年10月15日 22時) (
レス) @page29 id: 96ae9e2937 (このIDを非表示/違反報告)
兄貴激推し - いろんな意味で、腹筋大激痛直前である！！ (2020年3月6日 1時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
朔 - 久々に夢小説へと来てみたのですが幸運なことにこんなにも面白い小説に出会うことができました！古代王組が大好きなのでこれからがとても楽しみです。ちまちまでもちょびちょびでも構いませんのでこれから頑張ってください！！ (2019年4月13日 22時) (レス) id: 3323674f8c (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー｀*) - 本当ですか！めっちゃ嬉しいです。ゆっくりで構いませんので、休みながら頑張ってください！ヽ(*´∀`)ﾉ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 249673e94e (このIDを非表示/違反報告)
紅巴(プロフ) - (*´ー｀*)さん» 長らく更新停止してしまい申し訳ありません！今月からちまちまと更新再開する予定です……！ (2019年2月2日 3時) (レス) id: 3cb7c792f6 (このIDを非表示/違反報告)
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