濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ46)

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𝟒𝟔 ページ46

濱家「今までで1番焦ったランキングに載るくらい焦ったわ

収録終わって伝え来た里村が泣きそうなってたもん」

濱くん特製のオムライスを頬張る私と濱くん

『本当に申し訳ないです、人間って案外一瞬で意識無くなっちゃうんだね』

濱家「他人事みたい言うな笑

朝から体調悪かったんちゃうの」

『いやー、いつもみたいに寒いなぁ〜と思って布団出て、

あ、でもくしゃみ出てたかも』

濱家「ほんま気付けてや、傷跡とか残んの？デコのとこ」

そう言いながら濱くんは私のおでこを指差した

『んー、保湿とかちゃんとすれば綺麗になるんじゃないかな

残ったとしてもここならメイクでも髪の毛でも隠せるし！』

濱家「女の子やから嫌やろ、調べとこ」

『ごちそうさまでした〜、じゃあ今日は私が洗い物係ね』

濱家「ええて、怪我人は座っとき」

お皿を下げようと立ち上がると無理矢理横取りしキッチンにお皿を運ぶ濱くん

『そんな怪我人程じゃないけど笑、じゃあお言葉に甘えて先お風呂入ろっかな

ありがとね濱くん』

濱家「んー、ちゃんと寒ないよう暖房付けやー」

どこまでも私に世話焼きな濱くん、、尊い

『うぅーリビングあったか〜い』

お風呂から上がりリビングに戻ると濱くんはソファーでスマホをいじっていた

濱家「デコちゃんと消毒せなあかんねんて、

テープも張り替えたるわ、ここ座り」

どうやらスマホで縫合後のケアについて調べていた濱くんはソファーをポンポンと叩く

濱家「うわこれは痛いなぁー、ごめんちょっと染みるかも」

『くぅぅ、、しみますなぁ〜、、』

濱家「なんやねんそのビール飲んだ時のおっさんの反応、笑」

『うそうそ笑、全然大丈夫』

濱くんは丁寧に消毒をすれば先生かと思うほどキチッとテープを貼ってくれた

濱家「よし、俺貼るんばりうまない？」

『うんめっちゃ綺麗笑、ありがと今日から毎日お願いします』

濱家「別ええけど俺遅い時は自分でしときや笑

うわ待って、明日朝番やからこっちで寝る日やわ」

『あ、そうじゃん、じゃあリビング暖房入れっぱにしとくね』

濱家「ありがとな、歯磨いて寝よか」

最近から仕事でまだ日も昇らない時間帯に家を出る日は私を起こさないようにと

リビングにシングルサイズのマットを敷いて寝るようになった濱くん

濱家「A寝るまでベット居っといたろか笑」

『子供じゃないから大丈夫です笑、おやすみ笑』

軽くキスをし寝室に向かった