濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ4)

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『んえ〜いいなぁ、、』

濱家「え、？なにが？

いやあかんて、全国ネットやで、出るとか絶対やめといてな」

隣で眉を下げながらそう言うはまくん

事の発展は見ていたバラエティー番組でパンサー尾形さんの奥さんが出演していたことだった

テレビに出る尾形さんが奥さんの事が好きだとハッキリ公表している姿を見て私がいいなぁ〜なんて声に漏らすと

途端に顔色を変え反応してきたのである

『なんでよ、(笑)別に出たっていいでしょ

私だってはまくんの事テレビで喋りたい』

濱家「いやあかん、絶っっ対あかん」

正直はまくんの性格上絶対に私をテレビに出演させない事は知っているけどそこまで、？(笑)

『だってやまく、、山内のとこのちあきちゃんもテレビ出てるじゃん』

相方の山内を"やまくん"と呼ぶ事すら嫌がるはまくんが私をテレビに出演させる事は無いだろう、、

濱家「無理。出てたら俺、、嫌やもん」

『なにそれ(笑)

あ、そういえば私バイト始める事にした』

濱家「、、、、え」

『今週から入るんだけどね、すぐ近くのスーパー』

濱家「え、、ちょっと待って、、

バイト、、、？」

『うん』

濱家「え、なんでなん？なんか欲しいもんあんのん？

俺買ってくるから、何が欲しいん？」

『何も欲しくないよ(笑)』

濱家「なんで？なら家居ればいいやん、なんでわざわざバイトとかす…」

『はまくんに色々言われると思ったけど今回だけは許してほしい

私も働きたいの！』

目が点になったまま"なんでなん"と一点張りのはまくん

その後も1日中"イヤや"だの"なんでなん"と耳にタコができるくらい聞いてきたけど私はとある理由の為に内緒にした

ピーっ、ピーっ。

洗濯が終わり洗面所に向かおうとソファーを立ち上がると、、

濱家「、、、どこも行かんといて」

少し静かになりテレビを見ていたはまくんは私の手首をギュッと掴み引き寄せた

濱家「俺以外に好きな人が出来たとかちゃうよな、」

『ち、違うよ！な訳ないじゃん

はまくんしか好きじゃないよ、！』

そのまま身体に抱き寄せられた私の耳元ではまくんはそう言う

濱家「んー、働くんはええけどちゃんと連絡してな

休憩時間とか終わった後とか、なんかあったら連絡し…」

『わかってるよ、(笑)

約束ね』

不服そうではあるがなんとか納得してくれたはまくんの小指を取り指切りげんまんを歌ってあげた