濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ13)

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𝟏𝟑 ページ13

『えぇ、！大吾さん、、？』

ノブ「大吾、人の嫁さんにいらんことすな、笑」

山内「まあとりあえずAちゃんも裏おいでな」

そう言うと電話はプツリと途切れ"ツーツー"という無機質な音声だけが流れ出す

そんな事言っても今日は関係者と分かるものを持っているわけでもない

とりあえず席を立ち通路に向かう

「あれ？Aさん？」

『樺澤さん、？』

私の名前を呼ぶ声の元に振り返るとそこに居たのはかまいたちのマネージャーである樺澤さんだった

樺澤「お久しぶりです！今日いらしてたんですね！

あれ、濱家さんそんな事言ってたっけな、、」

『あ、今日実は濱くんにも来ること言ってなくて』

樺澤「あ、そうなんですね笑

確かに濱家さんはAさん来るの知ってたらずっとはしゃいでますもん笑」

『すみません、笑』

樺澤さんからそんな濱くんの裏事情を聞き苦笑いで返す私、笑

樺澤「一緒行きましょっか、多分もうラストまで裏居ると思うんで」

『えぇ、すみませんありがとうございます、、』

樺澤「失礼しま〜す、お疲れ様でーす」

『失礼します、、』

大吾「お、濱家の嫁さんちゃうんか」

『あ、大吾さんいつもお世話になってるみたいで、、笑』

山内「あ、Aちゃんおるやん

濱家ー、Aちゃん来てるー、

アイツAちゃんおんの嬉しいんやろうけどなんか妬いてるんちゃうんかな、笑」

『はぁ、笑』

大吾「おい！濱家！」

濱家「大吾さん今日一デカい声出すのやめてもらっていいですか、笑」

奥の方からほんのり頬が赤く見える濱くんが私の方に歩いてくると私を隠すように前に立った

大吾「にしても濱家にしては嫁さんが可愛すぎんことない？」

ノブ「お前何言うてんの？笑

ごめんなーAちゃん笑」

山内「ノブさんもちょっと顔赤くすんのなんなんですか笑」

濱家「もうやめてくれえ笑」

山内「濱家が1番顔赤いやん笑」

そんなやり取りをしている中隠すように目の前に立っていた濱くんは後ろに手を回し私の袖をギュッと掴んでいた

樺澤「じゃあ濱家さんと山内さんあとラストまで待機でお願いします」

山内「了解」

濱家「Aどないすんの？ここおるのもキツいやろ」

『んー私は大丈夫だけど皆んなのお邪魔になるから客席戻ろっかな』

濱家「そうして終わったら外で待っとって

俺がそっち行く」

『分かった、あとちょっとがんばれだね』

濱家「ん、ありがとな」