濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ22)

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『うっわー、本格的に寒くなってきたね、、』

12月に入りすっかり暖房が欠かせない季節になった

濱家「廊下寒いやろうからここでええで、大丈夫？俺このダウン似合いすぎてない？」

廊下に繋がるドアの前で立ち止まり誕生日にあげたGUCCIのダウンを見つめる濱くん

『めっちゃ可愛い、濱くんにしてはセンスあるじゃん』

濱家「うるさいわ、Aが選んでくれたやつや、笑

ほな行ってくるでー、ちゃんと暖房入れときや、あと買い物とか行くんやったらあったかい服着て行き」

『わかってます笑、いってらっしゃ〜い』

無事濱くんを見送りいつも通り家事を済ませ少し気温も落ち着いたお昼頃夜ご飯の買い出しにスーパーへと向かう

A濱くんおつかれさまです!
A今日帰り何時ごろになりそう?

濱くん多分今日早いわ!7時くらいには帰れるんちゃうかな

帰りが早い事より濱くんの返事の速さに毎度驚かされる、笑

A了解です!じゃあ今日お鍋にします🥺

そう返事をすればスマホをポケットにしまいお鍋の具材を買い家路へ着いた

2人であったかいお鍋を食べれる事にどこかウキウキしている私

『7時くらいか〜、もうちょっとゆっくりできるか』

買ってきた食材を冷蔵庫に直し時計を見ればまだ時間がある

ソファーに座りポストに投函されていた請求書や新築物件などのチラシを整理していると見つけた1枚のチラシ

『クリスマス、、旅館かー、、』

旅館のクリスマス特別宿泊プランが載ったチラシ

『お部屋に温泉、！？しかもご飯めっちゃ豪華、、』

想像するだけで幸せすぎるじゃん、、

スマホで旅館を調べているとあっという間に時間が経っており慌ててご飯の準備をする

ガチャ、、

濱家「ただいまー」

『え！おかえり、、びっくりしたー、

あれもうそんな時間？』

濱家「いや、予定よりえらいはよ終わってな、急いで帰ってきた」

そう言いながらダウンを脱ぎ"手洗ってくるわ"と洗面所に行く濱くん

なんとかお鍋は丁度出来上がった頃でグッドタイミングだったけど、笑

濱家「Aと2人で鍋食べるんとか久しぶりやなあ」

『じゃじゃーん！今日水炊きです』

濱家「待って、ばり美味そう

いただきます」

『なんか出会った頃思い出すね笑』

濱家「Aまだ博多おったもんな」

実は私は濱くんに連れられ東京に出るまでは地元福岡で過ごしていたのだ

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