𝟗𝟑 𝐩𝐚𝐬𝐭 ページ43
「ふぅ、ただいまー、」
ガチャと言う音と小さなため息と共にドアが開けばネクタイを緩めながら帰って来た濱くん
『おかえりー、お疲れ様
よいしょっと、ご飯用意するね』
濱家「、めっちゃ片付いてるし」
『あ、そうそう今日一日中作業してやっと笑、
一応仕分け出来てるつもりだけどどこにあるか分かんなかったりしたら教えて？
あ、あと重くて食器棚運べなくて、今度時間ある時にでも運べたら…』
濱家「なんかちゃう、」
『え、？』
濱家「なんやろ、Aが大人になってる笑」
濱くんは笑いながらそう言うけど心無しか寂しそうな顔を見せた
『なにその言い方笑、私前から大人だけど？笑』
濱家「そうやけど」
『だけど？笑』
濱家「なんやねんやっぱ何もないわ、笑」
悪戯げに顔を覗きこむと私の頭を軽く叩く濱くん笑
『痛いっ笑、取り敢えずご飯するよ笑』
結局濱くんは言わずじまいだったけど流石の私も濱くんの顔を見てすぐに気が付いた
濱くんの不安な表情に。
濱家「慣れへんわ、Aが帰って毎日おるとか一緒寝れるんとか」
『なんか家族って感じする』
私がそう言うと少し黙り込む濱くん
濱家「なぁ、
Aの思う家族ってなに？」
私の"家族"ってワードに引っかかったのか濱くんはそう聞いた
『、、んーなんだろ、そう言われると難しいけど私の中ではこうやって一緒に寝たりご飯食べたりだとか、
あと自分が辛い時とか支えて欲しい時とか、そういう時に一番に思い浮かぶの家族なんじゃないかな、
あ、あとね濱くんは私が大人になったって思ってるかもだけどそれは違うよ笑
私は何にも変わってないし濱くんの事がずっと好き』
私の話を隣で静かに聞く濱くんは特に何を言うわけでもなく相槌を打っていた
『私も自分で自分が変わったな〜って大人になったな〜って思ってたけどね
ただ濱くんの奥さんになるって事に気合い入っちゃって肩肘張ってただけかも笑
だから濱くんは安心して、
私はちゃんと濱くんの事待ってるから、』
濱家「、ありがとな
色々我慢させる事もあるかもしれんけど俺はちゃんとAの事は幸せにするし守る
やからこれからも俺の事頼むで、笑」
長い事黙ってた濱くんはそれだけ言うと"おやすみ"と寝返りを打った
環境が変わり、ましてや家庭を持つ事になった濱くんも色々と気持ちが不安定になっていたのだろう
私はギュッと濱くんのパジャマを握り目を閉じた
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ine - まゆさん» まゆ様コメント有難うございます💞是非書かせていただきます😌 (2022年3月8日 23時) (
レス) id: f960a30ac4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 濱家さんと奥さんの喧嘩からの仲直りとか見たいです♡ (2022年3月8日 23時) (レス) @page46 id: ff668a344b (このIDを非表示/違反報告)
ine - 乃亜さん» わ〜嬉しいです有難うございます笑🙇♂️私も大阪lover聴いてニヤニヤしながら書いてます仲間です😌 (2022年3月6日 1時) (レス) @page41 id: d195d29270 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 私も大阪lover聴きながら読んでしまいましたー！ニヤニヤが止まらなかったです笑 (2022年3月6日 1時) (レス) @page41 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ine | 作成日時：2022年2月8日 3時
