𝟔𝟔 ページ16
濱家「ほんまに誰やねん、なんなん」
帰って来てからこの調子でずっと不機嫌な濱くん
事の発展はさかのぼり、昨日私が幼馴染である凌太と久し振りに会いランチに行った事だった
一応会う前に濱くんにLINEして許可してもらったんだけどな、笑
さっき凌太から送られて来たツーショットを見せてから血相を変えたのだ
『だから本当に幼馴染でたまたま東京に仕事で出張に来たって言うからご飯行っただけだって
ほら幼稚園の時の涼太と私』
こちらを見向きもしないままぶつぶつ不満を言う濱くんにスマホの写真を見せつける
濱家「なんなんめっちゃ距離近いやん、、」
チラッと写真を見ると何故か悔しそうに落ち込む濱くん、笑
『あの、それでお願いがあるんですけど、、』
濱家「無理」
『まだ言ってないじゃん笑、
来月の頭に福岡で高校の同窓会があるのですが、、』
濱家「あ、絶対あかんやつ行かせへん」
濱くんは私がそう言い終わる前に断固拒否し始める
『なんでよ〜、』
濱家「いや無理やで」
なんとなく想像は付いていた結果だが中々会えない友人に会えるタイミングを逃してしまうのは悲しい
そんな私は分かりやすく落ち込みそれ以上濱くんに強請る事も無く夜ご飯の準備を始めた
『いただきます、、』
良い歳した大人なのにテンションは下がっちゃって暗い気持ちのままご飯を食べる私の顔をちょくちょく見てくる濱くんが口を開く
濱家「そんな行きたいん」
『うん、皆んな社会人で中々会えるタイミングないし、、』
濱家「、、、何泊？」
『2』
濱家「あかん」
『じゃあ1』
濱家「どこ泊まんのん」
『実家』
濱家「お酒飲むん？」
『飲む、ちょっとねちょっと』
その後も面接の様な質問攻めを受け濱くんは少し考え込むと何かを決断したかのように一息付いた
濱家「行ってええけど…」
まさかの濱くんの答えに思わずテーブルの下でガッツポーズを取る私
濱家「ええけど絶対飲んでる時連絡して、
あと俺のよう知らん男にあんま近付かんといて」
コレが世間で言うメンヘラなのだろうかと思いつつも濱くんの話に頷く
『ありがと濱くん好き』
濱家「なんなんいつも言わへん癖に笑、」
『そうと決まれば何着てこっかな〜
あ、あのワンピは？白のやつ』
濱家「あかんやろ、あれ足出てるやん
俺が決める」
その後ご飯を食べ終わった濱くんがこれ着ろと言わんばかりにスウェットを持って来たのは言うまでもない。
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ine - まゆさん» まゆ様コメント有難うございます💞是非書かせていただきます😌 (2022年3月8日 23時) (
レス) id: f960a30ac4 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 濱家さんと奥さんの喧嘩からの仲直りとか見たいです♡ (2022年3月8日 23時) (レス) @page46 id: ff668a344b (このIDを非表示/違反報告)
ine - 乃亜さん» わ〜嬉しいです有難うございます笑🙇♂️私も大阪lover聴いてニヤニヤしながら書いてます仲間です😌 (2022年3月6日 1時) (レス) @page41 id: d195d29270 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 私も大阪lover聴きながら読んでしまいましたー！ニヤニヤが止まらなかったです笑 (2022年3月6日 1時) (レス) @page41 id: 2b80c6aa46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ine | 作成日時：2022年2月8日 3時
