Ｍｉｒｒｏｒｂｏｒｄｅｒ２ (ページ32)

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女子バスケページ32

わあああああ！！

カヲルたちの通う校舎は、大きな体育館が三つもあり同時進行で試合が始まる。そして、私とチェル、ヨナ、レオンは二棟館のミズチとミカのバスケの試合を二階から見ていた。
「ミズチ！」
「あいよ！！」
ミズチが仲間からのボールパスを受け取る。
そして、ゴールを決める。
「ミズチ、すげええ！！」
「レオンうるさい。」
レオンは歓声を上げて、ヨナは文句をつけるがそれなりに歓声が上がっていた。
「ミカー！ファイト―！」
チェルも大声を上げる。
反対側の二階にいる相手チームの男子も負けずに応援していた。
(す、すごい・・・・！！)
披露試験(アンリヴァン)は、披露試験(アンリヴァン)で盛り上がるが、こっちの世界は別の違う意味で盛り上がってくる。
「しゃああああ！！」
ミカがミズチからパスをもらってゴールを決めてミズチが喜ぶ。
ピピ―！！！
笛が鳴り響く。
「しゃあああああ！！勝ったあああ！」
ミズチ、ミカのチームが勝った。
「いよいよだ。」
レオンがにやりと笑う。
「いよいよ？」
「ああ。なんと、試合に勝ったチームは高校の人と戦う権があるんだ。」
ってことは……
レオンはもっと笑みを深くさせ
「さっきの試合より激しくなるぞ。」
次の試合の笛が鳴った。