コタキ日和。 (ページ5)

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あのあと小瀧に叩き起されて

まともに顔を直視できずにそそくさと帰ってきた。

一緒に帰ろって言ってくれたけど

あの心臓の状態で帰れるわけ無かろう、、！！

家に着くなりお風呂に直行する。

何気に部屋より落ち着くんよね。

A 「いやいやいやいや、、、」

湯船につかってあのシーンを振り返る。

よくよく考えてみれば自分の寝顔を好きな人に晒すってどんだけバカやねん、、

てか問題はそこじゃなくて！！

あの感触は唇、ってことでいいんでしょうか

いやいや、なんか消しゴム？かなんかが当たっただけとか、、？？？

でも消しゴムもっと硬いか、

てかその前のかわい、って何に対して言ったん？

わたし？

のおでこ？え？

妹的な存在？？

んんんんん～～、

空っぽの脳で考えてもろくな答えは出ず、

半分のぼせてお風呂からあがった。

スマホの通知欄を見ると

わたしのドキドキに追い打ちをかける奴。

望【明日覚悟しとけよ】

望【今日寝た分とりかえすで】

望【寝坊しんように早く寝ろや？笑笑】

下にスクロールすれば、

隠し撮りしたわたしの寝顔が登場。

いつの間に、、、

A【ちょ、え、いつの間に撮ってたん！】

A 【小瀧先生鬼やん、、】

ブサイクな寝顔でもなんでも

小瀧の写真フォルダに自分が保存されてることが

幸せ、、

って思うわたしはきっと重症。

放課後の2人だけの特別な時間

また1つ、明日の楽しみが増えました。

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